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治療39日目、第2クール18日目「前頭葉辺りの頭痛の破片。点滴がとても怖い」

2024年9月23日(月)治療39日目、第2クール18日目、休薬4日目

 朝7時30分起床。国民の祝日ではあるが、私にとっては仕事のある日である。シャワーを浴び、朝のルーチンへ。何故かいつものルーチンが心地よい。一昨日までの余暇の遠出もいいものだが、はっきり言って短期の旅行は疲れる。体の疲労というよりは、精神的なもの。朝食や風呂、バスの時間などスケジュールに合わせて行動する必要に加え、行く先々でのお店の手配、観光場所の選定など考えることが多すぎる。子供の頃、親戚一同で旅行に行って家に帰ってくるなり親戚のおばちゃんがお茶を飲み、大きなため息をつきながら「はぁー。やっぱり家が一番だねぇ」などと言う気持ちが良くわかる。

 今日は朝から快調で、前頭葉辺りにこびりついた頭痛の破片みたいなものを除けば絶好調といえる。この頭痛の破片は第1クールには無かったと思う。起床と同時に発生し、時間が経つと消えていく。夜21時頃にはすっかり消えている。これがあることで、第3クールのオキサリプラチン点滴がとても怖い。

 夕方、遠くに住む息子を見送りに駅に出た。今日から若干涼しくなり、過ごしやすくなると思うが、同時に寒くなることで末端神経障害の発生が出やすくなると思う。水道の水も冷たくなるし、抗がん剤治療中の者としては厄介である。そういえば、先日の旅行先で入った駅のトイレの手洗い水がとても冷たく困った記憶がある。これらの経験を考えると、寒くなる時期はあまり外出はしない方が無難なような気がする。

 少なくとも外出先でのトイレの使用はなるべく控えたほうがいいようだ。公衆のものも含めて日本のトイレは海外から絶賛されているが、手洗いの水まで快適さを要求するのは過大だと思うので。

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