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マッチングアプリは写真ゲー

コロナ禍で出会いが激減している。
せっかく格好つけて中目黒(から徒歩20分)に引っ越したというのに。
中目黒とかいうクソ不便な街に住む理由は一つ、「中目黒に住んでます」と言うためだけだ。

どうすればいいか考えた結果、マッチングアプリのプロフィール登録に居住地があるではないか。これだ。

「東京在住です。中目黒に住んでいます。」
「IT系のベンチャー勤務です。」
「職場は港区です。今はリモート勤務です。」
「年収は800万~1000万です。」
「身長180cm以上です。」
「細マッチョです。」
「学生時代はサッカー部です。コロナ前は社会人サッカーもしていました。」



え、まって
マジかっこよくね俺?
高スペック男子やん。
ちなみにプロフィールは全て嘘偽りない事実である。


これでマッチングしまくれるぜ。
勝利は決まったも同然である。


勝利を確信してハンギングレッグレイズに勤しむ俺。


、、、プロフィール全然踏まれないやんけ!
(足跡機能みたいなのがある)

そう、言うまでもなくマッチングアプリで大事なのはプロフィール写真である。人は見た目が9割である。詳細スペックなんてクソどうでもいい。
「雨の日に高尾山をサンダルで登って泥だらけになっている写真」「疲労骨折して腫れあがった足首のグロ写真」「ラーメン二郎の全マシ」を載せている場合ではない。


というわけでイケてる写真を撮影するべく、10万円くらいで買ったのに3回くらいしか着ていないcalvin kleinのチェスターコートを引っ張り出して、友人に協力してもらって「っぽい」メイン写真を撮った。

さらに俺調べによると白シャツが清潔感という謎のパラメータが高くウケがいいようで、極寒の真冬に白シャツ着て「っぽい」サブ写真を撮った。

あとは適当にスタバの写真なんか載せておく。



アクセス激増である。チョロい。チョロすぎる。
計測していないが50倍くらい増している。
「イイネ」も一時間に一回くらい飛んでくる。
こんなんでいいのかマッチングアプリよ。

もう少し続けてみるが、、、
掲載した写真は俺だが俺じゃない。
真冬にハーパンサンダルでインテルのレコバのユニにダウン着てコンビニ行くのが俺だ。
カフェでコーヒー飲むよりプロテインやBCAAを摂取したいのが俺だ。
真実の愛とはーー。

現場からは以上です。


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