今からやるべき暑さ対策(暑熱順化)

フィジケイドスタッフの佐藤です!

今年はずいぶんと寒い冬でしたね!
やっと暖かくなってきましたが、急に気温が上がると暑さに体がついていきません!
熱中症といえば夏のイメージですが、気温の上昇により起こる脱水や体調不良は春先や秋口は意外と軽度の脱水に陥ることがあります!

夏の暑さの前にやっておいていただきたいのは暑熱順化です!

その名の通り暑さに体を順応させることですが、この暑熱順化ができていないと体の熱をうまく放出することができません。

猛暑の前に熱い時期に合った体にしておく必要があります。

本来、暑熱順化は特に何もしなくても勝手にできます。
体が本能的にできることです。

ですが、スポーツ選手などは気温が上がった状態でハードな運動をする可能性があります。冬の熱放散のシステムのまま気温の高いところで運動をすると熱の処理がうまくできず熱中症のリスクが上がってしまうのです。

また、スポーツをされていない方でも近代ではエアコンや住宅の温度管理が優れてきたことにより外気温にかかわらず快適な温度で生活することができます。これにより暑熱順化がスムーズに行われず体調不良を引き起こすことがあります。

では、暑熱順化をスムーズに行うためには何をすればいいのでしょうか?

まずは有酸素運動です。
有酸素運動は汗をかく運動の代名詞です。気温の高い環境で汗をかき汗の気化する際の熱の発散で体温が上がりすぎないようにすることがとても大切です。
アスリートの方は3~4月の気温が上がったタイミングと6月の夏本番の暑さの前に30分程度の有酸素運動を7~10日間行ってください。

夏仕様の体に変化して、熱中症予防だけでなくパフォーマンスアップにもつながります!

また、有酸素運動はハードルが高いという方は入浴も効果があります。

暖かくなるとシャワーだけで済ませてしまうという方も湯船につかって汗をかくことで暑熱順化を行えます。

皆様も過ごしやすい春のうちに夏場の暑さの準備をしてみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました!!


佐藤浩平 199461日生まれ 27歳
明治国際医療大学保健医療学部柔道整復学科 卒業
厚生労働大臣認定 柔道整復師の国家資格取得
フィジケイドスタジオ・北山しばた接骨院に入社
現在に至る。

厚生労働大臣認定 柔道整復師
高校硬式野球部 トレーナー
高校サッカー部 トレーナー
PHYSICA!DSTUDIO トレーナー

北山しばた接骨院にて木曜日と土曜日 診療担当 →20221月より訪問診療開始
パーソナルトレーニング 担当
介護予防運動教室 担当
FUNスポーツ☆フィジケイド 指導担当

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