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【航海日誌39】コスプレとKrofiの日

スロベニアに滞在してます海賊で研究員のふみんちょです!

今日は人生初体験。コスプレをして大学に行って白衣を着て実験をした。
コスプレイヤー歴も研究歴もそこそこ長くなってきた私だけど、そのどっちもを同時に行うというのは流石になかった。
なんでそんなことになっちゃったのか、というお話。

そして今日、今年初コスじゃん。その年はじめてコスプレすることをレイヤー界隈では「コス初め」って呼んでいる。今日はコス初めだね。

先月末ごろに、今日2月13日は、好きな仮装をして研究室に来てね!と同じ研究室の子に言われた。
仮装をしてなにをするの?仮装パーティがあるのか、その仮装のまま街のイベントにでも参加するのか、聞いてみたけど。
なにもしないよ?普通に大学に来て、実験をして、いつも通りに過ごすんだよ。とのこと。え???
まあでもみんな(そして先生も!)どんな仮装にしようか楽しそうに決めていたし、私もコスプレのチャンスがあればと思って一応ルフィの衣装を持ってきていたし、とりあえず騙されたと思ってその"何もしないけど仮装はする日"に参加してみよう、ということになった。
この日は仮装をする日っていうのをみんな知ってるから、家で着てそのまま大学に来てもいいからね、とのこと。マジか。

私は毎朝大学に行く前に、ジムに寄ってきてるから、今日もまずはジムへ。終わったあと、普段着ではなくルフィの衣装に着替える。更衣室で一緒になったおばちゃんに微笑まれる。
そのあと、ちょっと歩いてセンター近くのバス停へ。朝早いし、仮装してる人いない…あ、いる、登校前の子供たち。こちらに気付いて手を振ってくれる。バス停にも、高校生くらいの男の子が仮装して並んでた。彼も私に気付いて手を振ってくれる。ありがとう、楽しもうね!

コートは羽織ってるけど下半身は衣装が見え見えである

一般人の中、ひとりコスプレ状態で歩くのは慣れている(笑)
東海エリアに住んでた時のコスプレイベント、街中で行われるものが多く、大体家で着替えて車で現地に行って、コインパーキングからコスプレ状態のまま会場まで歩くのが茶飯事だった。その状況に似てる。一般人たちに変なのがいるなあっていう目で眺められるのも慣れてるし、懐かしい気持ちになった。コロナ禍で東海エリアのコスプレイベントが軒並み中止になったまま、関東に引っ越してしまったから。また行きたいな〜!

そのまま大学へ。友達も思い思いの仮装をしてきた。他の研究室の人たちも集まって、みんなで記念撮影をしたり、Krofi(ドーナツ)を食べたりした。
学食でも無料でKrofiをもらい、ラボにも誰かが買ってきてくれたKrofiがあった。Krofiだらけすぎてビビる。

みんな可愛かった〜!
KROFI!

そして本当に、仮装をしてKrofiを食べただけで終わった(笑)

結局今日はなんだったのかというと、"Shrove Tuesday (懺悔の火曜日)"だそう。明日から"四旬節"(復活祭の46日前の水曜日(灰の水曜日)から復活祭の前日までの期間)が始まる。この期間は、伝統的に食事の節制と祝宴の自粛が行われて、償いの業(祈り、断食、慈善の3点を通じた悔い改め)が奨励されてきたらしい。その前日が"Shrove Tuesday (懺悔の火曜日)"で、前の記事にも書いたパンケーキ・デイのこと。節制期間の前に美味しいの食べようの日。

仮装の由来は色々あるみたいだけど、謝肉祭だとヴェネチアのマスクが有名だよね。謝肉祭では仮装することで、みんなが自分の身分や年齢を超えて自由に楽しむことが許されてたってのがあるみたい。

世界にはいろんなイベントがあって、同じイベントでも楽しみ方とか風習が国や地域によって違うっていうのが面白いね!
こういうのって実際にその国に滞在してみないとわからないことだもんね
全部の国に1年ずつ滞在して全イベントを楽しむみたいな人生送ってみたいけど、国の数が多すぎて超長生きしないと実現出来ないなあ…


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