■読書日記〈第12回〉おろかな争いをしている余裕はない
春はさまざまな変化がありますね。私もご多分に漏れず、PHP研究所の京都本部から東京本部へと転勤しました。幸い仕事は変わらず、これからも読者や書店さんに本をお届けしてまいります。閉塞感の増す世の中で、弊社の書籍や雑誌が、みなさまのお役に立てれば幸いです。
■3月26日
『生きることとしてのダイアローグ』⇒人も世界も〈対話〉で発展する『生きることとしてのダイアローグ』は、ロシア人思想家のミハイル・バフチンが唱えた「対話論」にフォーカスを当てた解説書です。バフチンは、ドストエフス