<第5回>未来への「希望」について、とめどなく考える日々
いったい、どのように収拾がつくのか見当もつかないコロナ禍のなかにあっても、人類の未来には「希望」を持ち続けたいものだと思います。希望の対象には、たくさんのものがあります。わたし個人としての希望? 親として、子供としての家族? あるいは、所属する組織? たまたま住んでいる地域共同体? 偶然に国籍を持つ国家? サピエンス種としての人類? 乗組員の一員としての宇宙船地球号? 太陽系惑星の所属する銀河系? もしかして、ダークマター? ……はてさて、茫洋としてしまいますが、私がもっとも