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飞狐外传中太极拳的乱环诀和阴阳诀都是真的么?

今、中国で公開されている「飛狐外伝」の17話に「乱环訣」と「陰陽訣」が出てきたので調べてみたら、中国の方も同じことを思われたのか、表題のタイトル、またはそれに類したものをいくつか見つけました。

中文を読んだり自分でも調べてみたところ太極拳九訣の中に含まれているのを発見。楊式太極拳の永年楊氏第二世である楊班侯の作による理論書。書と言っても短いものなので、理論でも良いのかなと思います。

ひとつ前にも書きましたが、太極拳は腰を中心とした円運動で動いていきます。陰陽訣はまさにその円運動の中心になる実(じつ)と実を中心に動いている虚(きょ)が両方の掌が向かい合わせになる合(ごう)とそこから離れる離(り)を繰り返しながら体を動かすことで、乱环訣もまた同じような事を言っていますが、違いはこちらの方は相手の懐に入り、相手と体を密着し、まぁ、密着と言っても手の一部で相手に接しているだけですが、体を接しながら相手の動きを感じ、どこかにゆがみがないかを感じ取り、乱れがあればそこを突いてあいてを倒すことを語っているものです。

人生もまた一直線ではなく、良い時もあれば悪い時もある。すべては陰と陽の繰り返しだから、失敗が続くときはそれはそれ、いつかは良い時期もあるので、心して待ち相手が緩んだ時に打って出れる時には出る。そういう攻防に関してドラマの中で説明もあるのですが、中国ドラマ不っとしたときにこういう太極拳に関する学びがあったりするので気が抜けません。

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