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OPPOで写真を撮ってみた 123回目 冷凍の老鶏を食べてみた。

写真は捨てられたか逃げ出したかして野生化した鶏。もう10年以上このあたりの出没しているそうだ。かなり大きくてこのサイズではチョウゲンボウも猫も狙えないと思う。

で、表題はこの鶏のことではなく卵を産んだ鶏が廃鶏になり、冷凍されて出汁用に売られている、その老鶏のこと。中国などでは良く使われる食材の様で、今は全く行けないのですが、新大久保の中華系のスーパーに行くといつも売っています。

そんな老鶏がなぜか近くのスーパーで売られていたので買ってみました。冷凍でカチカチに凍っていましたが、そういうのは平気。昨年のクリスマス後に安くなった3.5Kgの冷凍の七面鳥を買ってオーブンで焼いて食べた経験があるので、カチカチに凍った鶏は楽勝。

こういうのを食べる時にある失敗は凍ったまま調理して外はにすぎで出がらしに、中はまだ冷凍という状態。これを避けるために冷蔵庫の野菜室で2日かけてゆっくりと解凍してからスープに。

問題はクリスマス用の丸鶏と違って変な癖がついていること。なので、これは仕方なしといくつかの部位に切り分けて、大なべで煮込んでみました。玉ねぎと最近5Kgぐらいの白菜を常備しているので白菜を入れて煮込んでみました。たぶん、そのお肉は食べない方もいるんでしょうが、なんと言っても初めての経験。

しっかり食べてみたら、全てが硬くて新感覚な鶏さん。皮も噛み切れない硬さではないのですが、かじるとパキッと切れる。お肉もパカッと塊で取れる。え?いつも食べている鶏と全然違う。確かにあっちは若鳥!

この冷凍老鶏は800gのものが400円前後で売られています。500円はしないはずです。もちろん美味しいお出汁は明日利用する予定ですが、パキッとした歯ごたえは本当に面白いです。

調べてみたら煮崩れないその肉は冷凍料理に使われるそうで、煮込んで作った料理を凍らせて販売して再加熱をしても歯ごたえが残るので実は私たちは知らず知らずのうちに食べているのですが、こうやって自分で調理して食べると全く違う印象で楽しいです。お味は若鳥の方が美味しいですが、出汁を取るのには凄く良いです。

コロナ禍で我が家は主人も息子もリモート出勤になり毎日3食、それにおやつやら夜食やら果物やらを用意するのですが、たまに遊びたくなる。もちろん家族がそれを受け入れてくれるからやるのですが、今回の老鶏のスープは好評でした。

なかなか売っているのを見かけないかもしれませんが、この時期、スーパーの方もいろいろ考えて面白いものを入荷されていることもあります。もし見かけたら解凍してスープにしてみることをお勧めします。もちろん、最高ではないけれど、500円以下であの味が出るならお買い得です。是非是非探してみて下さいませ。

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