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ライカ0型と山陰旅行(その5;最終回)

前回の記事は以下のリンクからどうぞ。

米子駅で境線に乗り換えて米子空港へ向かう。境線は米子駅0番線に発着する。ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターでラッピングした「鬼太郎列車」が運行されている。

境線;ライカ0型で撮影
米子駅0番線ホーム Leica 0-series FUJIFILM ISO 400

0番線ホームでは「水木しげるワールド」が展開される。
覆い被さらんばかりの一反木綿が旅人を迎える。

米子駅にて;ライカ0型で撮影
一反木綿 Leica 0-series FUJIFILM ISO 400

妖怪の銅像がいくつかある。一番躍動感のあるカラス天狗の銅像を撮影してみた。絞り開放(だったはず)での近距離撮影は目測が厳しくなるが、顔を被写界深度内に収めるとともに、突き出た手足をボカすことができた。

米子駅にて;ライカ0型で撮影
カラス天狗 Leica 0-series FUJIFILM ISO 400

鬼太郎列車のシートは目玉おやじ柄だ。また、車内放送はゲゲゲの鬼太郎のキャラクター達が行い、旅人を案内する。

境線;ライカ0型で撮影
目玉おやじ Leica 0-series FUJIFILM ISO 400

ここで3本目のフィルムを使い切ってしまった。米子空港を撮影したかったが、ここまでだ。

今回の山陰旅行シリーズで、様々な状況(近景、遠景、日向、日陰、屋内)におけるライカ0型の描写を確認できたかと思う。ライカ0型はハレーションを起こす傾向があるものの、意外と実用できるカメラなのだ。独特な操作を考えるとやはりコレクション向きだが、本シリーズをご覧になって、ライカ0型の撮影機材としての側面にも興味を持っていただけたら幸いである。

(おしまい)

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