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トランジットビザで、中国西安に行ってきました!②

西安で観光したところは、鐘楼、鼓楼、大雁塔、大唐芙蓉園、小雁塔、西安城墻永寧門、青龍寺、回民街、兵馬俑など。夜は、人が集まる場所にも出掛けました。
移動日を入れて5日間です。

5月中旬でしたが昼間は結構暑く、Tシャツで十分、日焼け止めが必須ですね。夜はスコールもありました。


鐘楼

私が泊まったホテルの真ん前だったので、毎日窓から観光してました。そしてここだけに限らないのですが、夜はライトアップしてとても綺麗です。昼間は中にも入れます。


大雁塔

玄奘三蔵にまつわる塔ですね。ここも西安のシンボル的な場所。地震で傾いた?みたいなのですが、上まで登れます。隣のショッピングセンターに、悟空が。


西安城墻永寧門

巨大な城壁。流石にスケールがデカい。

この城壁が、西安を取り囲んでいる。


青龍寺

空海ゆかりのお寺。空海記念碑があるとの事なので行ってみたが、比較的新しく造られたもので心に響かず。空海資料館は、日本語解説は少ないものの興味深い資料があります。
敷地内のあちこちでコスプレ撮影会をしていて、とても可愛らしいが観光するにはちょっと邪魔になっている。

専属カメラマンが撮影している。
この日は、こういう人たちが30人くらい居た。


回民街

イスラムに由来する街という事ですが、無数の飲食店や出店が並んでいます。羊肉やビャンビャン麺など名物料理が。ここは見ても食べても楽しい。


兵馬俑

兵馬俑は、他の観光地と違って多少遠方にあります。

前情報では、西安駅から直行便のバスがある筈が探しても見当たらず、そばにいる人に聞きまくったら、地下鉄が出来たから兵馬俑行きのバスは無くなったとの事。

地下鉄での兵馬俑までの行き方は、最寄りの地下鉄の駅から、9号線の華清池駅(华清池站)まで行きます。華清池は、楊貴妃が入ったとされる温泉がある所。
駅を出ると兵馬俑行きのバス停があるので(表示あり)それに乗るだけ。
西安中心部から兵馬俑まで乗り換えがスムーズに行けば、1時間と少しで到着するはず。
入場チケットは、クレカで買えました。
中国人観光客が観光バスでガンガン乗り付けているので、早めの時間に観光したほうがいいでしょうね。それと、秦始皇兵馬俑博物館内の敷地内は日陰があまりなく直射日光をまともに浴びる感じになるので、日焼け止め必須です。
それらを踏まえても、ぜひ見るべき世界遺産。歴史的にも興味をそそられます。


敷地の出口を出たら、飲食&お土産街道。


出国

あっという間に時が経ってしまい、中国を離れる日がやってきました。ここで、ちょっとドタバタが。
中国から出国の為、春秋航空のチェックインカウンターで西安発バンコク行きのチケットが発券してもらったのだが(Webチェックインはできなかった)、チケットの引渡しは11:00だからその時間にまた来てくれと。私だけでなく中国人の乗客はチケットとパスポートをカウンターで預かっていた。そしてその時間に行ったら長蛇の列。
春秋航空のやり方なのか?中国式のやり方なのか?よく分からないけど、おかげで出国審査が終わった後、ラウンジに15分しか滞在できず…

出国審査については、スムーズにイミグレを抜けることができたと思います。順序は入国時とそれほど変わらず、出国審査の前に出国カードを書く様に渡されるので記入することくらい。ま、堂々としてれば問題ないです。ボールペン必須。
中国は荷物チェックが厳しい印象があったのですが問題なし、ボディチェックに関しては念入りにされたかも。


西安で気づいた事

1、観光に力を入れているという事もあるのか、国民性なのか、どこに行っても掃除が行き届いており、ゴミが落ちてない。 観光地や街のあちこちで掃除をしているのをよく見かける。ゴミ箱も東京と違って、あちこちにあるし分別もされている。

灰皿も付いてる。

2、そして、みなさん本当に親切。店員さんなんかは無愛想なんだけど、現金で払っても対応してくれたり、街中で質問する時に翻訳アプリを見せたら、あーだこーだと説明してくれます(中国語だけど)。車椅子を押している人もよく見かけた。観光地などは、65歳以上は無料か割引なんだそう。

3、私が中国に馴染んでいた?のかは分かりませんが、中国語でよく話しかけられ、「I don't understand」みたいに答えると、え、何?みたいな反応になることが多かったですね。基本的に英語はほとんど通じなかったので、翻訳アプリは必須でした。
それと飲食店のメニューは、写真があればなんとなく分かるけど、アルファベットの表記は街中の店ではほぼないので、中国語だけでは注文が難しいです。ある程度料理名を覚えておいた方が楽かも。

4、日本食のお店は、日式餐廳とかで検索すればあるのは分かっていたのですが、出国前日くらいにちらほら見かけたくらいで、あまり目立たないという感じでした。いわゆる日本のチェーン店は無かったと思います。
日本食ではないけど、ユニクロと無印はショッピングセンターに入っていましたね。

5、日本のマスコミは、中国でのAppleの売り上げが下がってる、iPhoneが売れてないって報道をガンガン流してるけど(まあ事実なのかも知れないが)地下鉄に乗ってて周りを見渡すと、みんなiPhoneを使っている。Apple Watchを使ってる人もよく見かけた。

6、中国車のEVたくさん走ってました。最近の車には詳しく無いけど、中国の国産車は割とカッコ良く見えた。街中を走ってるスクーターは、基本電動スクーターだった。


中国に関して、日本の常識を当てはめて語るのは、見当違いな事も多いと思う。


あとがき

ここ数年、海外に旅行に出かけるのが趣味になり、次は西安に行くぞと思いながらなかなか実現しなかったが、やっと行くことが出来た。直行便もあるし、もっと早く訪れれば良かった。

しかし、34年ぶりの円安ということもあるのか、日本人は全く見かける事はありませんでした。観光地とホテル以外では、欧米人もあまり見かけなかった。

逆に中国を出国した後にトランジットビザの要件を満たす為に、第三国のタイに行くのですが、日本人はよく見かけました。
パタヤには、日本人・欧米人だけでなく、ロシア人、インド人、韓国人、中国人の団体客、って感じで、観光客を積極的に呼び込むタイと、ビザの制限によって観光客を逃している中国という感じ(中国は、ヨーロッパ各国には観光ビザを出している)。
西安は、世界遺産をはじめとした観光資源もあるし、名物料理や昔ながらの出店や屋台、活気のある朝市などもあって旅行者の好奇心を満たす街なのに、なんか勿体無いです。

深圳、珠海に続き、3回目の中国旅行でしたが、早くも次の中国旅行の計画を立てている所です。その頃には、以前の様にビザなしで入国出来る様になればいいな。


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