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トランジットビザで、中国西安に行ってきました!①

コロナ前からボンヤリとですが、西安に行きたいなと思っていました。その頃はまだチケットも安かったですし。そして時が経ち、機が熟し、そろそろかと思い調べたところ、中国へ渡航するには、ビザが必要らしく(2024年5月現在)取得するのも面倒で日数もかかるもよう。さらに調べてみると、トランジットビザという144時間限定で入国出来るビザがあるとの事。そのビザで中国へ訪れている方もいるようなので、私も挑戦する事にしました。

結論から申し上げますと、ハードルはとても低く、全く苦労せずに中国の地を踏むことができました。


トランジットビザ(外国人144小时过境免签证)

144時間限定のトランジットビザというものを簡単に説明すると。要は第三国へ向かう途中、または第三国から日本へ帰る途中という体で、中国に144時間だけ入国出来る(トランジットできる)ビザをあげるよというものですね。ググれば分かるのですが、移動範囲など多少の制限はあります。


成田出発

まず成田で航空会社(今回は海南航空)のカウンターでチェックインする時に、トランジットビザで入国しますと伝えます。ここでパスポートやEチケットの写真を撮ったりコピーしていたので、それをあらかじめ中国に送っている?のかと思います。その作業のおかげで、余分に時間がかかります。


中国入国

北京や上海などの空港とは違い西安の空港は小さいためか、トランジットビザの専用レーンや標識などは無かった(はず)。指紋を登録して入国審査に進む前に、入国カードを記入するテーブルがあり、そばに居る係員にトランジットビザで入国したいという旨を伝え、専用の入国カードをもらい記入します。入国カードを記入すると係員に指定されたレーンの入国審査へ進み、第三国に出国する国へのEチケットを印刷したものを、パスポートと入国カードと一緒に提出すればよい。
入国審査で聞かれることは、出国した後はどこに行くのか?(私はバンコク)中国には何日間滞在するのか?(私は5日間)くらいでした。
それ以外は、全く他の空港と同じで呆気なく入国することができました(確認などの作業の為、ちょっとだけ余分に時間はかかる)。
上海空港などでは入国シールをパスポートに貼られる様なのですが、西安では入国スタンプを押されました。


支払い

中国国内の支払いはAlipayかWeChat PAYだと思いますが、これらを日本のクレカと紐付けて用意しておく必要があります。

私は上記に加え、街中に出る前に空港のATMで少額の現金を手に入れました。基本的にどこに行っても現金は使えますが、タクシーに乗ったりお店によっては、現金を渡そうとすると嫌がられたりします(もちろん受け取ってくれますが)。
街中ではATMや両替所は、見かけませんでした。支払い時に、100元や50元などの高額紙幣は、偽札チェックの機械に通されます。


移動

空港から西安中心部に行くには幾つか方法があると思いますが、私は地下鉄で向かいました。
この地下鉄がとても便利で、後々気が付くのですが兵馬俑などの一部の観光地以外は、ほぼこの地下鉄で行くことができて、しかも安い(近場なら2〜3元)。
だいたい空港駅から西安北駅(西安北站)で乗り換えて、鐘楼駅(钟楼站)まで1時間15分くらいだったかな。西安北駅は空港のように広くて、乗り換えも相当歩きます。
切符は自販機で買えるし、分からなければ窓口で行き先を言えば買えます。1元札は、自販機で使えない。中国人の皆さんはQRコードかざして乗ってました。
地下鉄のマップはどこかで手に入れるか、ダウンロードするべきです。


SIM

久し振りにAmazonで購入。最近の旅行ではeSIMばかりだったのですが、去年のラオス旅行で不具合が多かったので、今回は中国という事もありレビューの評価も高かったSIMを買いました。若干レスポンスが悪かったりする時もあるのですが、基本的には問題なく使えました。


VPN

VPNは、良之介VPNというのを使ってみました。今回は無料体験で済んでしまいましたが、過去にインストールしてあったフリーのVPNと違い、NHKプラスなどで日本のニュースも普通に見ることができました。コレは便利です。


パート2へ続きます

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