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カメラ初心者でもわかる写真の基本構図とは?


みなさんこんにちは!

写真歴(カメラ持ってる歴)3年のへっぽこカメラマンです。

今回は基本構図について書きたいと思います。写真を撮ってなんかいい写真じゃない…と感じる写真の殆どは、構図が原因です。

構図を制すものは最強です。

構図の種類

構図は意外と種類があるんです。

しかし今回は基本構図に絞らせて話したいと思います!

・三分割構図

・日の丸構図

・対角構図

・三角構図

本当に基本の基本といった構図を集めました!

全て覚えるのではなく、一つずつマスターしていくことがポイントだと思います。

その中でも!三分割構図はマストに覚えてください!

三分割構図

三分割構図です。マスト中のマストです。まずは下の画像をご覧ください。

縦横三分割して交わる十字部分に点を置いたフォーマットを元に構図を作る方法です。

線は分割線、点は分割点と呼びます。

この三分割構図、実は正解の使い方は無いと思っています。(僕の持論)

一枚の写真を分割線で区切ったり、分割点に主題を置いたりと使うのですが自分が見ていて気持ちいい分割をするためのフレームワークなのです。様々な人の三分割構図の紹介記事を読んできましたが、これが正解!のような記事にはたどりついたことがありません…(あったら教えてください)

あくまで目安として利用する事が目的なのを忘れずに学んでいきましょう!

それでは例題です。まずは分割線で割った自分的に気持ちいい分割です。縦三分割構図ですね。1枚目の場合は中央のブロックを主題とし、左右が奥行きを生み出しているため、視線が

「中央→左右」へ流れていきます。

2枚目の場合は同じ縦三分割構図ですが、

「左右→中央」へ流れていきます。

続きまして分割点の利用方法としては点を中央として、主題を置くことが多いです。

次の写真は猫が主題。右下中央点を起点とし主題を置いて撮影しています。下段の3行目が地面というバランス感と、対角点にぼかした家を置いて均等感を出しています。

次の写真は山がメイン。このように分割点に主題を置いてあげるといい感じの構図になります。これも3行目の橋部分を斜めにし山への視線誘導を図っています。

この様に三分割構図を意識して撮るとそれなりの写真に仕上がるわけです。

日の丸構図

日の丸構図は一番簡単でわかりやすい構図なのですが、一番撮るのが難しい構図です。見せたい主題をはっきり映し出すことができる。しかしパースが効いていないため、平面的な写真になりがちな事が欠点です。

僕も乱発させる構図です。簡単でまとまりがあるから、日の丸構図を連発させてしまいます。まずは失敗例から見て見ましょう。次の写真は主題も目立たず、平面的な写真になってしまいます。

自分の中での成功した日の丸構図は、ポートレートが多い印象です。

次の写真なんて日の丸を自分で作ってしまっていますが…

被写体をダイナミックに撮る事ができるが、上手く撮らないとつまらなくなる諸刃の剣構図と認識して撮りましょう。

対角構図

対角構図は動き・奥行きを作るために便利な構図です。先ほどの山の写真でも三分割構図との複合で使っていました。平面な写真も対角構図を使うと奥行きが生まれ短調さが消えます。正直この構図を扱えたらスマホでもいい感じの写真撮れます。

僕がよく使う技術はフレアの光線を使って対角構図を発生させる事などを意識的に行なっています。

フレアの光線から明暗に向けて視線誘導がしやすい(個人的にそそられる?)構図なので僕的に覚えておくとおすすめな構図です。

三角構図

三角という形は安定感を生み出します。山って見てて安心しますよね。土台があって、徐々に尖って行く様が安心する感覚です。

山を見つけるのは上向いた写真など、ちょっと難しいため明暗で山を作ったりしてます。

主題がよくわからなくても、安定感がありいい感じの写真なのでは…?と錯覚してしまいます。

その他にも横型に三角形を作る手法もあります。対角構図との組み合わせで奥行きと安定感の二つを作り出す事ができます。

終わりに

僕は最初の頃撮っている事が楽しくて、構図を気にせず撮り続けてしまっていました。結果として新しい表現が出来ないダメカメラマンに。撮った写真を感覚的に良い・悪いで選別して、上記の構図に当てはめて考えると構図が理解できます。写真は振り返りが大切なのです。かく言う僕も構図はかなりボロクソなので皆さんと一緒に学んでいけたらと思います!

それでは良いカメラライフを!

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