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写真と映像

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写真と映像の話
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2019年1月の記事一覧

#6 写真は発見だとおもう

朝起きたら家の中に光が入っている。 少し待つとカーテンに綺麗なパターンが現れた。 光はすぐに消えてしまった。 毎日いる場所でも発見がある。 写真の面白さのひとつは、特別な場所にいかなくても自分にとって特別なものが撮れることだとおもう。 明日はどんな発見があるだろうか。 楽しみだ。

本当に買ってよかったカメラについて語ります。 -Nikon Z7 + Nikkor Z 50mm F1.8 S レビュー-

こんばんは。bird and insectのkotaroです。 先週、ニコンZ7を買いました。 レンズはNikkor Z 50mm F1.8。 半年ぶりのマイカメラです。 嬉しくて帰りながら撮った。 家で撮ってこれはいいカメラだなとおもった。 で、旅行でたくさん撮ったのでレビューしようと思いますが、その前にまず謝ります。 すみませんでした。 発表された直後、Z7のことめちゃくちゃ酷評したんですよね。 引用しましょう。 いよいよニコン終わりかも。。 もっと他に手

100mを30分かけて歩いて写真を撮ってみた

将来の夢はと聞かれれば、探偵と答える。 昔から、謎解きが好きだった。 小さいヒントから物事の原因を推理するのがとても楽しい。 物理学者にも憧れた。 地球という本当に宇宙の一部の一部でしかない場所で得られる限られた情報から、宇宙とは何かという最も大きな問いの答えを探す。 なんて素晴らしい職業なんだと思う。 今は写真や動画をやっているが、それも謎解きだと思っている。 謎はいくつかあるが、例えば「なぜこの人は上手く写真が撮れて、自分は撮れないのか。」。 ヒントは探偵や物理学者

顔が迷う人と迷わない人

写真を撮っていると、この人はめちゃくちゃ撮りやすいな!どこから撮っても絵になる!と思うときと、なぜだか上手く撮れない。。不思議だ。。となるときがある。 写真を始めた頃はその理由が分からなかったのだけど、あるとき撮りにくい人は顔が迷っていることに気付いた。 迷っているというのは、なかなか説明しづらいのだけど目が泳いでいたり、口元がむにゃむにゃしていたりする。これは想像したらみんな分かると思う。 基本、役者やモデルさんは迷わない。 なので、例えば三枚目の役者さんなどは、イケ

上手い写真といい写真、或いはその両方 #1

写真には、いい写真と上手い写真があると思う。 いい写真というのは、見た人に「いいな」と思わせる写真。心に残る写真と言い換えてもいい。 上手い写真というのは「上手いな」と思わせる写真。 この2つは結構混同される。 よく「写真上手くなりたい」という表現を使うが、ほとんどの人は「いい写真を撮りたい」と思っている。 ピンとこない場合は、普段見ている写真のことを考えるとよく分かる。 例えば、普段私達は毎日たくさんのプロが撮った写真を見ている。 路上にある広告、お店のメニュ

ポートレートの撮り方-Environmental portrait編-

こんばんは。林です。 今回はポートレートの撮り方、特にEnvironmental Portrait(環境ポートレート)と呼ばれるジャンルで、自分が撮るときに心がけていることを書いていこうと思います。 environmental portraitとはWikipediaによると、 An environmental portrait is a portrait executed in the subject's usual environment, such as in thei