富士フイルム X-T3を借りました (PART 3)

画像1

X-T3 レビュー (PART 2)の続きです。
X-T3で半日撮り歩いて感じたのは、
コンパクトで使いやすいカメラはいいなぁということ。

画質を追求すればフルサイズのカメラはいいでしょう。
フルサイズミラーレスカメラは本体も小型軽量です。

でもレンズ交換式カメラは、レンズを含めて
トータルで見ないといけないと思います。

画像2

フルサイズカメラは、どうしてもレンズが大きく重くなります。
何本かのレンズとボディで5キロぐらいになるでしょう。

本気で撮る、スタジオで撮る場合は重さよりも画質が大事ですので、
フルサイズが優位です。

でもちょっとしたお出かけ、旅行では、機動性も重要です。
写りの良いレンズ数本とボディで2キロ程度で実現できる
APS-Cカメラは良いバランスだと思います。
街中で取り出した時の威圧感が大きくないのもいいですね。

画像3

X-T3はシャッタースピードが1/8000までサポートしているというのも
良いですね。明るい魅力的な単焦点レンズが多い
富士フイルムなので、明るいところでも開放で撮りたい時に
1/8000まであると心強いです。1/4000だとどうしても絞るかNDフィルタを
付けなくてはならなくなることがあります。

画像4

ホールド性やEVFのチラつきはもう触れました。

バッテリーはもたないなぁと感じます。
今回、最初の方はカメラの設定を
色々確認したり試したりしていたのですが、
それでも5時間弱でバッテリーがなくなりました。
カット数で100枚ちょっと。

割と1枚ずつをゆっくり撮るので、
その分バッテリーの消費が大きいとは思いますが、
普段使っているミラーレスカメラに
較べてももたないなぁと感じます。

レンタルなのでバッテリーが劣化していたのかもしれないですが、
旅行などを考えると、
予備バッテリーが2個ぐらいあったほうがいいかもしれないですね。

画像5

EVFはちらつき以外にも
少しピントがつかみにくいかなと感じます。
少しソフトという感じですね。
この辺はオリンパス OM-D EM-1 Mark IIやキヤノン EOS R、
ソニーα7IIIの方がピントがつかみやすいです。
拡大しなくてもはっきりピントが掴めます。

画像6

今回XF35mm F1.4がとても気に入ったのであまり使わなかったですが、
XF18-55mm F2.8-4の標準ズームレンズもとてもいいレンズです。

軽くてコンパクトなのに本当によく写ります。
シャープですし、歪みもほとんどありません。
キットレンズですが、もし富士フイルムのカメラが初めてならば、
このレンズは1本持っておくと良さそうです。

X-T3をレンタルしてみて、とてもいいカメラだなぁと思いました。
コンパクトなのにAPS-Cなのに本当によく写ります。
富士フイルムのレンズのラインナップもとても好みで魅力的です。

今回はホールド性が気になったので次は手振れ補正を内蔵している
X-H1も借りてみようと思います。

(おわり)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?