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チキン(臆病者)レースの後遺症

チキンレースという言葉がある。
不良映画などで度胸試しとしてお互い車で向い合って進み、先にハンドルを切った方がチキン(臆病者)のゲームだ。

ダニエルも小学生の時にこのチキンレース的なニュアンスの「デコピンレース」という遊びにいそしんでいた。
この「デコピンレース」じゃんけんで勝った方が負けた方のおでこにデコピンをし、片方が「もう痛くてギブアップ」と言うまで永遠にゲームを続けるという恐ろしいゲームだ。

ダニエルはこのデコピンレースでおでこから「紫の汁」が出るまでやり続けたことがある。


そして、いまでもその時の後遺症としてのシコリのようなものがおでこに微妙に残っている。
このシコリを触るたびに「篠崎君元気かなー」と戦友の安否を今でも確認するのであった。

ちなみに、なぜ臆病者を「チキン」と表現するかと言うと、どうやら鳥はキョロキョロ周りを見回って自らの安寧を保とうとするからだそうだ。
キョロキョロ周りを見回るという点ではダニエルも同じだが、鳥とはあまり呼ばれたくない。


そういえば昨日女の子から「ダニエル君てもののけ姫のシシ神様に似てるよね」と言われて若干へこんでいる。

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