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ナチュラルな室内写真のレタッチについて。(プリセット付き)

目次

1、基本補正について。

2、トーンカーブについて。

3、明暗別色補正について。

4、肌のレタッチ。

5、BEFORE⇄AFTER

6、最後に

・はじめに

室内での撮影は誰でも挑戦していきたくなると思います。しかしレタッチでの色味の表現はかなり難しいです。なので今回はこの写真でレタッチの解説をしていきます。

1、基本補正について。

 部屋撮りにおいて色温度はかなり大切です。なるべく白が白に近づくように調整してみましょう。今回は色温度については、撮影した場所が茶色メインだったため、少し青に近づくように調整しました。

普段絞り優先モードで撮影を行い、暗めに撮影していることが多いので露光量は基本的にあげます。ハイライト、白レベルは下げ、シャドウ、黒レベルを上げることで写真にメリハリを出すことができます。個人的にいつもテスクチャを-25〜-35下げます。理由はその方が肌が綺麗に見えるからです。かすみ除去はホントに気持ち程度ですが毎回下げています。

2、トーンカーブについて。

私はS字カーブにします。理由はこれも写真にメリハリが出るからです。

レッド、グリーン、ブルーは同じようにS字にします。ここでのポイントはレッドのみ少しS字カーブを強くすることです。これでノスタルジックな写真の色味になります。

3、明暗別色補正について。

ハイライトに暖色系の色、シャドウに寒色系の色を入れることで相殺しつつ色を足すことができます。またフィルムの様な色味を出す事が出来ます。

4、肌のレタッチ

私が個人的に一番こだわっているのが肌のレタッチです。理由は肌が綺麗な写真の方が被写体が喜んでくれるからです。またそうする事で、他の方からの撮影依頼も来るようになります。

私は肌のレタッチを一番最後にします。こうすることで肌の色が他の色に左右されなくなるからです。肌の色は、オレンジ、レッド、イエローの三色で構成されています。この中でもオレンジの割合が多いのでまずはオレンジをいじっていきます。オレンジの色相は+に、彩度はーにすることで透明感が出ます。今回はいじっていませんが輝度を上げることでツヤの表現をする時もあります。レッド、イエローは顔に化粧をするイメージ、色を足していくイメージで色相、彩度、輝度の値を変えています。

5、BEFORE⇄AFTER

こちらが今回のBEFORE⇄AFTERになります。いかがでしょうか?まだまだ至らないところだらけですが。笑

6、最後に

今回使用した機材:CANON EOS 6D & EF50mm F-1.8 stm                                 MacBook Pro Lightroom Classic

今回の私のレタッチをプリセットとして無料配布します。是非使ってみて下さい。

Location book and bed Tokyo

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