見出し画像

凄いばかり言わず学びたい

昨日大きな事件が米国であった。
皆さんご存知のことかと思う。

ご本人が無事で何よりなのであるが、写真を撮ることに携わっている人達はあの写真に衝撃を受けたのではないか?

こういう一瞬のチャンスをしっかりと捉えるフォトグラファーはどなたなのか?が下記記事にあった。

この写真を撮ったのはAP通信のカメラマン、エバン・ブッチ氏だ。黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官に拘束され亡くなったことへの抗議デモを収めた一連の写真が評価され、2021年には「ピュリツァー賞」を受賞している。

「銃声が聞こえたとき、これは米国の歴史に残る瞬間だと感じた。この出来事を記録に残すのがジャーナリストとしての務めだ」。ブッチ氏はAP通信のサイトに掲載した動画でこう語っている。 

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN143BU0U4A710C2000000/

「ジャーナリストの務めだ」とある。そんなフォトグラファーがどのような機材を使用していたかが気になって仕方がなかったが、謎を解く「X」の投稿があった。

カメラはα9Ⅲ、レンズはFE24-70GMである。

実は自身もこのカメラ、このレンズを所有しているのであるが、仕事のメインは人物撮影なのでこれらの機材を普段はあまり使っていない。

このカメラ。実は「1秒間に120枚」撮影可能なカメラである。

とんでもない高性能なのであるが、実は自身あまり使いこなせていない。理由としては動く被写体メインで撮影していなかったのであるが、今年2月にはしっかりと機能を活かした撮影を行った。

カメラ SONY α9Ⅲ レンズ SEL70200GM2
ポートレートもしっかりと撮影可能

実際にダンスを演じていただき、それを高速撮影!というものであった。

1秒に10枚撮影可能な普段使っているカメラ(ソニー α7SⅢ)であれば逃しているようなシーンもしっかりと捉えられていて躍動感が感じられる撮影が出来た。

ところで先ほどのフォトグラファーの話に戻るが、機材はそれを使って撮影。構図もしっかりと意識してチャンスを逃さず撮影出来たのは、優れた技術及び高度な機能を有する機材を普段からしっかりと使いこなしているからであると思う。

ところで自身の話。普段は「動くもの」を撮っていないからと言って技術の習得の疎かになっていたのでは?と振り返り、反省した。

確かに先ほどのエバン・ブッチ氏は「凄い」のは間違いない。でも「凄い」ばかり言ってではなく1%、いやそれ以下でも「何かを学びたい」と昨日の事件以来感じた。

高度な性能の機材をしっかりと使いこなして撮影し、社会に貢献出来るには?

改めてしっかりと模索して行かなければと考えた。(了)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?