Kodak Vision3 250Dで撮るということ 序章
こんにちは!
少しずつ梅雨が明けてきましたね
さて、ほとんどのカメラ屋さんで現像が断られてしまう悪魔のフィルム
Kodak Vision3 250D 5207を自家現像にて仕上げてみました
こちらは従業員杉本の完全趣味ですので、当店のサービスではないことにご注意ください。
まずはどのようなフィルムか
https://www.kodak.com/content/products-brochures/Film/VISION-250D-Sellsheet_US_4PG_lo-res_JP.pdf
こちらの通り、決して粗悪なフイルムではなくコダックが映像用として販売しているものとなります。近年でも銀塩フィルムで撮影した映画が再度注目を浴びていて、北野武監督の手掛けた作品の多くはフィルムで撮影されているということです。
さて、現像ですが、MARIXのC41キットを使用しました
前浴として重曹を使用したレムジェットの除去が通常のC41にプラスで必要となります。
細かい手順の説明は別の記事で記載しますが、自分自身の手で現像まで行うというのは思いを込めるとか、願いを込めるとか、ロマンを感じます。
色味が暖色にシフトしているのがわかると思いますが。
これが現像液のせいなのか、現像の仕方によるものなのか、フィルムの性質なのかはちょっとわからなくて、また別の記事でホワイトバランスについて書こうともいます。
さて、ハロゲンの環境下では何とも良い雰囲気で写った。
少しアンダーだったが、それがまた濁って粒状感が出た。これだからフィルムはやめられない。
AutoNikkoR50mmf1.4の開放での描写はやわらかくて溶けます。
もちろん少し絞ればシャープな写りをします。
暗くて手振れしたくなかったので開放にしたがf4くらいまで絞ればよかっただろうか。
今回はVison3 250Dの自家現像による描写の"例"をご紹介しました。
多分正しく使うともっと色再現性が高くなると思います。
ロモグラフィさんがいろんなフィルムをまとめてくれているから参考にしてみてください。それではまた次回
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