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授乳フォトについて語る。

🌼自己紹介🌼

✧京都在住┆フォトグラファー10年目
✦夫、息子(R4生まれ)、猫♀(6歳)、猫♂(5歳)
✧37歳で出産。女性ホルモンに振り回されがち。PMDD改善中
✦産後の調子が悪くすべての自信を失う。からの再出発としてのnote
✧産後大変だったこと、子育てのこと、写真のことなどを書いています。
✦100日連続投稿チャレンジ中 ➡️ 投稿76日目


手っていいなぁ。

少し前、ニュースでこんな記事を読みました。
「授乳フォトが静かなブーム」的な記事です。
へーそうなんだと思いながら
自分が授乳フォトの撮影を始めた頃のことを思い出していました。

2022年の8月頃から始めたんですが
きっかけは
自分が授乳でたくさん苦しんだことからです。
トラウマ出産で落ちてるところに、
授乳の激痛問題が加わり、もう毎日毎日泣きながら授乳をしていました。

女性ホルモンのせいかなんなのか
おかしいメンタルの中、
ミルク一本に決めることもできず
「今日でやめよう、今日でやめよう」
そんなふうに思いながら続けていました。
ずっと混合で、ミルク多めで育てていました。

産後1、2ヶ月経ってくると
少し慣れてきて、胸の痛みも落ち着き、
そうなると授乳タイムが愛しくて愛しくてたまらなくなってきたんですよね。
細かいことは忘れてしまいましたが、
「今日でやめたい」気持ちはずっとありましたが
なんとなくおやつ程度に授乳して
義務感を取り除いていったおかげで
1年くらいゆるりと続けていけたんだと思います。

これは息子が二の腕を吸ってます

少し余裕は出てきたものの、睡眠不足でメンタルもやばかったので
いつも今日が最後かもなと思いながら授乳していました。
やめたいけど、この顔を見られるのは今だけ。
荒れ狂うメンタルの中
母親目線の授乳風景が癒しでした。

この様子をずっと残したい・・・。

と思い、
スマホで動画やら写真やら撮ってみたり
夫に撮ってもらったりするんですけど
なんか違うんですよ。

パパが撮るママの写真、なんか違う問題です。

それはそれでいいんだけど、
ちゃうねん、そうじゃないねん。
なんかちょっと違うねん。
そうや・・・。
わたしが、撮りたい!

かぶりつかれるママ

息子が生後4ヶ月ごろ、そろそろ外の世界とも触れ合いたくなり、
ひっそりと授乳フォトの撮影を始めます。

そうそう、これこれ、この顔を残したいんや。
ママと子どものこういう写真が欲しいんや。

育児の閉塞感からも解放されて、
同じ小さい子どもがいるママとも関われて、
美しい愛に溢れた写真が撮れる。

毎回毎回、
救われる気持ちでした。


ミルクもいいよね〜

なんせ子どもが可愛い。
おかあさんは美しい。

ヘアメイクなんかしなくたって、
そこにはもう美、希望しかなくって。
日々しんどい思いもしているだろうけれど
しているからこそ
子どもを見つめる母の顔って
グッとくるものがあります。

この写真は、
今後育児をしていく上で
一生のお守りになる。

そう思って、2年近く続けることができました。


いろんな「クセ」がありますよね

今は、助産院さんでの撮影体験会と、
スタジオでのプライベート撮影を主にやっています。

月数回の撮影ぐらいがちょうど良くて
毎月の癒しになっています。

撮影の仕事をしていて
こんな気持ちになる撮影も今までありませんでした。
撮るたびに、癒される仕事。
これからも、細くてもいいので
続けていけたらなと思います。

このちぎりパンがたまらん。

というわけで、
インスタも全然更新できていませんが、
毎月お申し込みいただいています。

撮った写真は、
今後の子育てのお守りに。
誰にも見せなくてもいい。

この撮影を始めた頃、
たくさんの先輩ママさんたちからのメッセージをいただいたのですが
みなさん
「こんな写真があったらどんなによかったか」
とおっしゃっていました。

この時期、子どもは可愛いけれど
壮絶な毎日を送ることになります。
特に、1人目はしんどい、と。

ほとんど記憶がない、というママさんが多かったです。
それもあって、
じゃあわたしが撮りたい!と強く思いました。

日に日に育っていく子どもとの暮らし。
余裕がなくなる時もあります。
そんな時に、
はぁ、とため息まじりにでも
この写真たちを見返してもらって
何か感じてもらえたらなぁ。
わたしが癒されるように
お母さんの心も癒されたらなぁ。

そんな思いで撮影しています。

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