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絶滅危惧職種図鑑

 Twitterでも少し話題になりましたので、「絶滅危惧職種図鑑」を元にご紹介したいと思います。「AIなどに置き換えられて絶滅するのではないか?な職種は何か」

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1、AIが得意とするのは「パターンを読むこと」同じことの繰り返しな職務はそもそもコンピュータが得意とすることでAIに取って代わられます。人間は五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)をもとに記憶・計算しますが、AIは視覚・聴覚を持った。記憶・計算はもともと得意中の得意です。

2、ネトゲ、SNS、ネットオークションの発達により、「仲介業者を介する必要がなくなる」我々は一人一人が個人事業主になるのではないか。作家が作品を発表するのに出版社を通して紙の雑誌に掲載して発表していたが、今はSNS、ブログ、pixiv、といったネットメディアで直接リリースして人気を得て、その後追いで出版社が単行本にしている状態である。

3、3Dプリンタ、VR革命、仮想通貨などの新技術の台頭、もともとあったオンライン授業やリモートワークなんてコロナで強引に発達した感があるが、これで仕事ができてしまう、これまで一生懸命会社に出勤していたのは何のためだったのか。監視されに行くだけだったことに多くの人が気づいた。

4、道具の進化、結婚式のビデオなんて専門業者に依頼してました。映像制作なんてかつては高いビデオカメラで動画編集も高価であったが、今はスマホにカメラついてます。ドローンにカメラつけて撮影できる。映像編集ソフトも安価だ。Youtubeの盛況ぶりをみてもプロ顔負けの映像を作る人が居る。プロアマの差が無くなった。

5、ネット販売の普及 アマゾン、楽天、モノタロウ、ウーバーイーツや出前館、ZOZOTOWNなど。かつてはカタログ販売だと現物が見えないだろう?と抵抗勢力が言っていたが、いまお店行ってもお目当ての商品なんか見つからない。ネットで注文して二日も待てば手に入るのである。

6、コロナで生活習慣が強引に激変したが、もともとあったクルマ離れ、バイク離れ、テレビ離れなど、既存のメディアから若い世代がどんどん離れている。CDや出版不況と言われていたが、オンラインに変わっただけの話である。スマホの普及で固定電話の意味がなくなりました。コロナで会社に出勤する必要がないことに気づきました。

 昨日、Twitterで本の一部を引用して自己解釈を加えました。では、この先どんな仕事が残る、どんな仕事が稼げるのだろう?我々はどんな力を磨けばいいのか?

 【AIにできないこと】何もないところから作り上げること、「直観力」「ひらめき力」美しい花を見て美しいと思う、笑いをみて面白いと思う「感情力」「人間性」はAIにとって代われない。AIはこれまでの蓄積をビッグデータとして蓄積し、これまでこうしてましたというパターンを読んで提示することを得意とする。その知識と知識をかけあわせて、「こりゃ面白い」と感じて全く新しいものを作り出す「企画力」「発想力」は、AIにはできるだろうか?そもそも感情を持たないAIには「おもしろい」と感じることはできない。映画「AI崩壊」では人の命すらも選別するようになっていた。「命の価値<膨大な損失」と判断したわけで、そこに「感情」はない。

「人間性」は人間にしか持てないのである。

 今は大したことがなくとも、日進月歩で進歩するのがテクノロジーである。かつてシンギュラリティ(技術特異点)が到来した技術といえば「印刷」があるだろう。かつてガリ版でシートを作って輪転機で印刷してました。今でも輪転機はあるが、ガリ版なんてだれも作りません。かつてはカメラにフィルムが入っていたが、いまフィルムカメラなんて博物館に展示してあるぐらいである。

 ロボット三原則がうたっているように、あくまで我々が主人でAIが従者である。我々が持つ「人間性」を生かしてどんな仕事が残ってゆくだろう?

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