ノンバイナリかもしれない
私はトランスジェンダーではなく、ノンバイナリかもしれません。長い間、「トランスジェンダー」という言葉では自分を十分に説明できないというジレンマを抱えていました。
「ノンバイナリなんて、若い子のためのものでしょう?」
そうやって思い込んでいましたが、今日、その考えが間違いだったことに気づいたのです。
自分を説明する適切な言葉を見つけることは、非常に心地よく、便利で、安心感を与えてくれます。性別移行をしたい、という感覚ではなく、自分自身になるという感覚がより近いのです。
周囲から男性だと思われても構いませんし、女性になることもありません。ただ、体に感じる違和感だけは取り除きたいのです。私は私が「これが自分だ」と思える存在になりたいのです。
今年の12月にジェンダークリニックの予約を取っています。その予約が決まったとき、奇妙な安堵感を覚えました。しかし、同時に将来への不安も大きく、心の中はまるで霧の中を航海しているような状態です。
それでも、私は信じてみたいのです。全宇宙が私の味方であり、背中を押してくれていると信じたい。(誤解を与えそうな怪しい言い回しでごめんなさい。)そして、これからは毎日の生活に感謝しながら、丁寧に生きていきたいと思います。
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