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大江カレーさんと東京マサラ部室【東京マサラ部活動レポート】

高円寺の大江カレーさんが東京マサラ部室に遊びに来てくれました。3月のゴア月間に引き続き二度目の来印となります。小規模なカレーパーティをやりつつ、カレーについてあることないこと語り合う、久しぶりにゆったりとした時間となりました。

大江カレーさんは、これだけ世でスパイスカレーが全盛の中、シンプルで危うい、カッコいいカレーを作られている方です。いまはお店を休業されているのですが、お手製の素晴らしいカレーをいただいてしまいました。

自分はあのチキンカレーが特に好きで、行くつもりがなかったのに気づいたら吸い込まれてカレーを食べている恐ろしいお店です。以前書いた食レポ(というほどのものでもないが)。


白身魚とタコのカレー

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大江カレーさんのカレーは白身魚3種類を使ったものに、タコが合わさった創作カレー。お店で出していないカレーなのに高円寺の味というか、とても大江さんの味がしました。しっかり炒められた玉ねぎに乗っかった白身魚のうまみにタコのコリコリ食感が合わさって不思議でした。

普段のカレーの作り方に関しても根掘り葉掘り聞いてしまった。

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住民がアーンドラのレシピを中心にいくつかカレーを作ったので、ワンプレートに盛り合わせ、アーンドラらしくライスも二種類用意しました。

ツルムラサキのパップー
激辛で有名なラヤラシーマ地方のマトンカレー
アーンドラのチキンカレー
キャベツのアチャール
タミル料理だけどナスのマサラ詰め炒め エンナイカットゥリッカイ
インゲンのクートゥ
ウプマ
バスマティライス
ソナマスリライス

以下、カレーを食べながら、住民の溶さんを交えて雑談した内容。
J-WAVEみたいなどうでもいい話をずっとしていました。

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インドベンチに名前を書いてもらった


お店をオープンした経緯

お店をオープンした経緯について伺いました。画材屋で働いている折に近くにあった草枕によくカレーを食べに行くようになり、自分でも作ってみたところ、芸術に通ずるような自己表現としてのカレー構築のプロセスにハマったということ。

カレー屋さんをやるということはそのときから決めておられ、エチオピアと草枕で4年修行されたということです。草枕系列のお店も最近増えていていいですね〜。
そういえば草枕から派生したお店は、ウミネコカレー、ハブモアカレー、大江カレー、トミヤマカレーという、〇〇カレーという名前が多いのはなぜなんですかね?たまたまらしいですが...。

もともと高円寺で間借りをしばらくされていたあと、2019年12月にお店をオープン。大変な時期の中、やっと一年半だそうです。自分が行ったのは2020年1月とかだったのですが、その直後から世界は大変なことになってしまって、今もまだ厳しい状況が続いています。

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