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東京マサラ部27.生ゴミ用のコンポストを設置

毎日大量に料理をするカレーシェアハウスでは生ゴミも結構な量が出てしまう。特に最近はバナナの消費が著しく、毎日バナナの皮が大量に生ゴミとして排出される。
ちょうど春には畑も育てようと思っているため、ゴミも削減できて肥料にもなるコンポスト作りにトライした。

原理としては、箱の中にモミガラくん炭やピートモス、おがくず、わらなどを入れて生ゴミと混ぜ合わせることで微生物が勝手に頑張って分解してくれるというもの。


しかし箱を買って始めるのも芸が無いので調べていたら、通気性の観点から段ボール箱で作るのがよいとのこと。

Amazonで菌床と発酵促進剤を購入し、それをそのまま発送されてきた段ボールの底を二重にして投入。合理的である。

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混ぜた後、最近の生ゴミも投入。(汚くてごめんなさい)

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これをよく混ぜたら別のダンボール箱を蓋にし、風通しの良い場所に設置。

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たったこれだけでゴミ問題が解決され、畑の肥料になるとは、なんと素晴らしいのか。

注意としては生ゴミを入れたら必ずかき混ぜること、発酵が遅くなってきたら生ゴミを入れすぎないこと、虫が入らないように布などでカバーをすることなどは気をつけたほうが良いらしい。

基本的に酸素が好きな好気性細菌なので、ゴミを入れたらかき混ぜて空気を与えてやることが大切という。また、寒いときは米ぬかや廃油などカロリーの高いものを与えると発酵が活発になるという。

生ゴミを餌に微生物を飼っているようなものなので、だんだん愛着が湧いてきそうだ。

パンや漬物作りなどもそうだが、気を長く保って微生物と付き合っていくものというのは奥が深い。カレーの沼に足を踏み入れたが最後、スパイス沼、インド沼、宗教沼、発酵(パン、漬物)沼、調理道具沼、コーヒー沼、DIY沼、アウトドア沼など多くの沼がその先に待っている。

沼につぐ沼に足をとられ、人生が一向に進まない。それでもカレーはこんな世の中において日々を幸せにするスパイスなんだと思う。

夢はバナナの皮から堆肥を作ってバナナを育てる、完全バナナリサイクル社会。待ってろよ。



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