東京マサラ部14.小岩ゴレルシャッドのバジボルタভাজি ভর্তা
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バジボルタの世界
バングラデシュの家庭料理としてよく食べられているバジボルタ。よく食べられているというか、炒めものは全部バジভাজি、マッシュした料理は全部ボルタভর্তা(つづりはボルタだが、発音はボッタという使い分けがあるらしい)というふうに料理の総称である。
日本でもちょいちょいバジボルタのような家庭料理を出しているお店があり、そういうお店にはついつい行ってしまう。平井のゴレルシャッドもそうで、最近小岩から移転したのだが、以前のバングラデシュ家庭料理居酒屋という形態から居酒屋メニューとお酒をなくし、バングラデシュ家庭料理レストランとして輝かしくデビューしていた。
もちろんいわゆるナンとカレーのビュッフェというのもやっていたが、メニューにはしっかりバジとボルタの文字が。
二人で行ったので4種類ずつ全部食べたいと相談してみると、「ちょっと時間かかるけどできます」という嬉しいお返事が。
店内には他にお客さんもいなかったため、そんなに待たずに到着。
じゃがいもバジ আলু ভাজি
オクラのバジ ওকুরা ভাজি
かぼちゃのボッタ কুমড়া ভর্তা
じゃがいものボッタ আলু ভর্তা
サーモンのボッタ স্যালমন মাছ ভর্তা
なすのボッタ বেগুন ভর্তা
卵のバジ ডিম ভাজি
ほうれん草のバジ পালং শেকার ভাজি
バランス良くバジとボッタを二種類ずつ乗せてくれた。
どれもおいしかったのだが、特に美味しかったのがサーモンのボッタ。これはまんま鮭フレークのようなもので、とてもご飯がすすむ。
卵のバジはどう考えてもまんま卵焼きなのだが、バジとはなにか?という疑問を人類全体に突きつけてくるものだった。
どれも白飯がもりもり進んでいくのだが、それをときおりダールで優しく受け止めてもらえ ると更に至福なのだ。
物販も充実しており、せっかくなのでバングラデシュのギーやシレットのCTC 茶葉も買った。
ちゃいやビリヤニもサルビスしてくれた。とてもいいお店なのでまた行きたい。
明日も引き続きボルタの話になります。
バングラデシュで行ったボルタ専門店で食べたボルタまつりについてです。
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