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カレーSF小説のトークイベントに行ってきた #カレーだいしゅき手記

史上初めてのカレーSF小説『少し不思議なカレーの物語』のトークイベントが下北沢の本屋B&Bで開催されたので行ってみました。

これはどんな話かといいますと、コスパコスパばかり言っていてとても嫌なやつの主人公竹中が、カレーを食べ始めたことがきっかけで不思議な世界に巻き込まれていってしまうという物語です。
3人の実在するカレー店の店主が登場し、みんな不思議な能力を持っています。このお話のポイントになるのが「カレーが意思を持ち、人類の頭の中で繁殖している」という視点で、これは以前自分がカレーZINE Vol.2に書いたものです。2年前くらいにタケナカリーさんにアイデアをいただきますと言われたのが今回出てきた形です。すっかり忘れてました。

前々からお話は聞いていたのですがこの度正式に本として出ることになり、イベント開催となりました。
先日浅草で行われたイベントは実際のカレー提供もあり、とても楽しそうでした。デリーの特上カシミールは実際には存在しないがイベントに合わせて特別に作ってくれたらしく、これはぜひ食べたかったなー。

イベントに合わせてまずカレーを食べようといって、当日に参加表明をしていた田嶋さんと大江さんをお誘いし、大久保の魯珈の近くにできたムットに行ってから会場入りしました。何気に大久保周辺にいままでインド料理店はなかったんですよね。西新宿のムットも再開、八王子のムットもまだやってるみたいです。いきなり家族で三店舗展開ってすごいな。

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