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なか卯の『¥890』(天然いくら丼)レビュー~ふぁいと闘う鮭の卵~


はじめに

『はじめに』って『はじめしこ』、否、『は しめじ こ』に見えてこないですか?しめじ内包言語。

本題

ふぁい、と申します。Youtubeチャンネル『トーカーズ Talkers』(https://www.youtube.com/@Talkers_)のメンバーです。

このnoteは、なか卯の「天然いくら丼」のレビューになります。

経緯、レビュー、デジャヴュ

※長いのでレビュー本編(【真の本題】【いくら丼レビュー】)まで飛ばしても誰も怒らない。

動画の振り返りのために始めたnote。動画関連以外もなにかしら書きたいな、と思う。そんなことを昼食も食べずに考え、歩いていた矢先、視線の端を捉えた「天然いくら丼」の文字。天命を感じ、これをレビューしてnoteにしようと思いなか卯に入ろうとする筆者。しかし、そこには「発売前」の三文字。14時の空腹には痛恨でしかなかったが、ネタを貯められた満足感でお腹いっぱいになった。(なお、15時に神座でおいしいラーメンを食べることになる。)

天然いくら丼(以降、いくら丼)発売からしばらくした後、ふとツイッターを見ると「いくら丼を食べた」というツイートを発見してしまう。ほう、なか卯で親子丼以外を食べる人がいるとは、と思い検索してみる。驚くべき(?)ことに、いくら丼ツイートがそこそこ散見される。驚いた。正直、なか卯で全メニュー試す愛好家以外がいくら丼を食べているとは思わずショックを受けた。なぜかいくら丼を寝取られた気持ちになる。卵に欲情するロリコン越えの超変態だ。
世間様と被っているネタをやるわけにはいかない、といくら丼の記事は封印することにした。

時は過ぎ12月の暮れ、師の走行スピードも20km/hを超えだす頃、筆者は京都駅周辺を歩いていた。空腹を鎮めるため店を探していたのだが、観光客だらけで入れる店がない。よく行くラーメン屋も30分は待ちそう、マクドナルドは乗マクド率120%を超えそうな勢いの混み方、イオンのフードコートは親同士の領土を掛けた大戦争。どこもかしこもハチャメチャ。諦めざるを得なかった。そう、その店を見るまでは。
「なか卯」がある。「なか卯」の席が空いている。そこそこ混んではいるが、空いていた。瞬間流れ込む、noteを書きたがっていた過去の自分の記憶。忘れていたその記憶がはっきりと思い出される。あまりにもレビューしろと言わんばかりの状況。そうして筆者は、考えるより先に動いた足に導かれるように入店した。


【真の本題】【いくら丼レビュー】

券売機に向かい、いくら丼の食券を買った第一感は「高い」であった。並盛で890円である。別にラーメンやハンバーグなどと比べたら、それほどおかしな額ではない。ただ、「昼食に」、「なか卯で」、「890円」。22の若造には悩ましい額だ。しかし、味が良ければ890円という値段は気にならなくなる。全く気にせず楽しめるというものだ。むしろこの値段だからこそ惹かれるというのもある。値段相応のクオリティを保証する言葉に、「天然」がある。我々人間は、天然という言葉に惹かれるものだ。天然水、天然解熱シート(笑)、天然ワクチン(笑)。人は天然に期待をするのだ。期待を膨らませて出来上がりを待つ。そしていくら丼が到着した。
思っていたより見た目が美しい。
見た目は、宝石箱を埋め尽くし燦然と輝くルビーのようだ

そこそこ多めにいくらが乗っている

ねぎはやや乾燥しているが、まあそこはご愛敬。

そして念願の実食。食べようと思いたってから1か月ほど経った。
その味は、宝石箱を埋め尽くし燦然と輝くルビーのようだ
いくら丼(以降¥890)をもう一度口に運ぶ。
うん、味は宝石箱を埋め尽くし燦然と輝くルビーのようだ

宝石箱を埋め尽くし燦然と輝くルビーのようだ(写真下手)

そういえば匂いをかいでいない。五感で楽しまなければ。そうして¥890の匂いをかぐそれは、宝石箱を埋め尽くし燦然と輝くルビーのようだった

…まだ評価を決めるには早い。なか卯には卓上調味料がある。俺らにはだし醤油がある!

なか卯のだし醤油。日本ぽさを強調しすぎたデザインである。

だし醤油をこれでもかというほどかける。たんまりかける。世界を、全てを書き換えるが如くかける。そしてもう一度¥890を食べる。
うん、やっぱり宝石箱を埋め尽くし燦然と輝くルビーのようだ

感想が出てこない。放心する。どうしようと思っていたところで、誰かが呼んでいる。俺を忘れるなと誰かが呼んでいる。

わさびだ!!!!
わさびを使えば挽回できるッッッッ!!!

わさびをたっぷり醤油に溶かし、¥890の上にかける。
そして最後の勝負、味のほうは……..

宝石箱を埋め尽くし燦然と輝くルビーのようだった

終わりに

筆者にとっては「美しい見た目」以上の感想はない。だが、評判はかなり良さそうだ。特におすすめする、というわけではないが。

無論、完食

レビューではなくただの日記になったが、駄文をひとつ作れただけで¥890には価値があったんでしょうな。

YouTubeでは、もう少し価値のある、しょうもないことをしているので是非覗いてほしい。

これからも挑戦は続く。ぜひチャンネル登録やこのnoteの評価をお願いしたい。

それでは、俺たちの旅はこれからだ!

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