キャンドルと癒し
りあです。最近はリラックスのために、キャンドルを焚くことが増えました。昔からキャンドルは馴染みのあるものだけれども。
そうそう、フィンランドではキャンドルに感動したというか、キャンドルの持つパワーを実感させられたことがあった。私はホテルというか、あれはなんだろう…ううむ、ちょっとした宿というか、ホステルというか…まぁ、そんな宿泊施設に1週間弱泊まったんですよね。
初日、そこに到着したのは21時も近かった。ランチ以降なにも食べていなかった私は多分お腹が空いていたし、ちょっとした低血糖にもなっていた。頭回ってない感満載(笑)
疲れ果てて着いた宿泊施設。「夕食の提供は終わっちゃったんだけど、お腹空いてるよね?簡単なものなら出せるよ」といわれた。もうスタッフが神にしか見えなかった。そのスタッフはほぼ毎日出会ったけれど、毎日俗にいう神対応だった。彼はきっと神なのでしょう。
注文できたのは、フィンランドの伝統的な黒パンのサンドイッチ。ホットミルク。これだけ。機内食もいまいち食べれなかった私にとっては、多分まったく栄養の足りていない、量も足りていないものだったでしょう。
きれいなお皿に乗せられたサンドイッチ。きれいなグラスに入れられたホットミルク。そっと傍に置かれたキャンドル。
それだけなのに、ものすごく「いい一日の終わりになったなぁ」って思ったんですよね。なんというか、キャンドルの光がとても優しかった。ちょっと暗めなレストラン兼休憩所の光が良い具合にキャンドルを引き立てていて。
食べ終わって、ぼぅっとキャンドルを見つめて。いつも見ている光なのだけれど、そのときはいつも以上にきれいに見えた。穏やかで、ゆったりした動きをしていて。
その日だけではなくて、毎日キャンドルは夕食とともに出てきた。普通のキャンドルで、別にアロマがついたものでもなくて、色も普通の白だけれど。それでも、「今日も良い一日を生きたなぁ」と思えるような、あたたかな光をくれました。
そんな思い出を私は持っています。なんというか、穏やかな時間をフィンランドは私に教えてくれたと思う。このキャンドルの思い出みたいにね。
私は甘めの香りが好きです。バニラは特に好きで、ココナッツとかも好き。いろいろ試してみたけれど、結局は甘い系に落ち着くのです。シダー系とかもたまーに恋しくなるけれども。
一時期アロマ系が流行ったときに、私も「リラックス効果がほしい!ラベンダーを嗅ぎまくるぞー!」と意気込みました。すっごい意気込んだ。
しかしながら、私の鼻と嗅覚はどうやらラベンダーを嫌っていたらしい。「ラベンダーで癒されるぞー!…う、息苦しい…癒される…ために…!」みたいな感じに頑張ってました。癒されるために頑張るって何(笑)
あれこれアロマ系は学んだけれど、いろんなところで書いてあるんですよ。「効果よりも、自分の好みの香りの方が癒し効果があります」って。まぁそうでしょうね。知ってます身をもって。
私は小さい頃から馴染みのあるヤンキーキャンドルが好きです。いちおし。いろんな香りもあるし、なにより香りが変な感じがしない。フレンチバニラはぜひ試してほしい。
なんというかね、香りってそのときの自分の状態を示しているようにも私は思えるんです。甘い香りがほしいときって、なんだか疲れているような気がする。私は年中疲れ気味だから、甘い香りが好きなのかもしれない(笑)
なんといいますか、嗅覚って案外すごいんですよ。香りをかいで「あ、懐かしい」とか感じて、思い出がよみがえるってこともあるでしょう?
あんまり日本ではキャンドルの文化がないと耳にしたけれど、キャンドルはおすすめ。ゆらゆら動く火を見るだけで癒されるし、香りも癒してくれる。一石二鳥です。火事には気を付けてね。
おすすめのキャンドルがあれば、コメントとかで教えてくださーい。あと「甘い系が好きならこれを試して!」も教えてほしい。私は一度もキャンドルについて、誰かと話せたことはないので…(笑)
Have a bright day
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