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立憲民主党の内部で起こっている事

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私も最初は枝野氏のこの独断の暴走を聞いたとき、血迷ったか?と思った。
だが、下記スクリーンショットの高村さんの立憲民主党が貧困問題より、夫婦別姓などのイデオロギー政策偏重の動きの理由の分析を見て、今回の枝野氏の行動が血迷ったのではなくある意図に基づいての行動の可能性が頭をよぎった。

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立憲民主党のその後の迷走も今回の枝野内閣も、過去のゼロ年代表現規制反対運動での彼の活躍から考えると「枝野氏らしくない」というのは私も感じた事だった。
が、今の立憲民主党が一部の極端思考者が主導権を握っているという高村さんの分析を踏まえれば、今回の枝野氏の独断行動に至る理由にも納得がいく。
今回の枝野氏の独断行動は、立憲民主党の現状を変える為に今の立憲民主党の主導権を握っている連中の影響力を弱め、正常化させるための揺さぶりだとすれば辻褄が合う。
私はコロナ以前、立憲民主党の政治家集会、長妻議員や彼の部下筋の関口健太郎杉並区議などの集会に多く参加していたが、彼らは日本の貧困の現状も把握し何とかしたいと思っているのが伺えたし、実際、地方政治レベルでは動いている。特に長妻議員の「立憲民主党の貧困問題の動きが見えないため、れいわ新撰組に支持者が流れている」現状も把握していた事も言及していた。
長妻議員がこの事実を把握していたとすれば、当然、枝野氏も把握していないはずがない。というより、枝野氏は過去のイザンベール騒動(旧民進党の地方議員候補の党員がオタク差別発言したことで、野党に対するオタク層が反感を持った事件)等のネット世論の動きを把握していたので、この事からむしろ、把握していないと考える方が不自然な状態だった。
だから、消費税減税を頑なに主張しない事にも違和感を覚えていた。(実際、枝野氏は大企業の内部留保問題に法人税引き上げで対応を明言するなど、明らかに消費税減税を前提にした主張もしていた。)それ故に当時は一部の陰謀論「財務省に弱味を握られているので主張できない」説を疑った位だった。
だが、今回で枝野氏の動けない理由は「財務省やアメリカ政府」ではなく「立憲民主党内部の先鋭化した連中が主導権を握っている」から。そして、今回の枝野氏の独断の枝野内閣構想は彼らの影響力を排除する為だとすれば辻褄が合う。
私のこの推測が正しいとすれば、立憲民主党の動きを注視する必要がある。
今は、これを踏まえて立憲民主党を監視した方が良いだろう。

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