薬局の利用・薬剤師に関する世論調査(令和2年10月調査)【前編】
2021年2月12日、内閣府より「薬局の利用に関する世論調査」が公開されました。
本稿では「健康への意識」「お薬手帳の利用」「薬局薬剤師への相談・満足度」について紹介します。
「かかりつけ薬剤師・薬局に求める役割」「健康サポート薬局に求める役割」「薬局の利用に関する広報啓発」については後編をご覧ください。
※本稿および本稿中の図表は「薬局の利用に関する世論調査」(内閣府)をもとに株式会社ファルモが作成しています。
誤り等を発見された場合、下記までご連絡ください。
株式会社ファルモ note運用チーム sales_ph_401@pharumo.jp
1. 自分の健康への意識
自分の健康については「意識している」人が9割となりました。
性別・年代別では女性、60歳以上の割合が高いです。
2. お薬手帳の利用
お薬手帳の利用は「利用している」が約7割でした。
性別・年代別にみると、
女性、70歳以上では「利用している」が多く、
男性、18~29歳で「利用していない」が多いです。
2-(1) お薬手帳の利用理由
お薬手帳を利用している理由では「服用している薬について薬剤師に飲み合わせなどを確認してもらうため」が56.9%で最多でした。
2-(2) お薬手帳を利用しない理由
お薬手帳を利用していない理由では「病院や診療所、薬局を利用する機会が少ないため」が52.2%と最多でした。
3-(1) 薬局・薬剤師への相談内容
薬局を利用した際の薬剤師への相談内容では「病院や診療所で処方された薬について」が49.1%で最多、次いで「薬の飲み合わせについて」が45.2%でした。
3-(2) 薬局・薬剤師以外の相談相手
薬局の薬剤師以外の人で、薬や健康に関して相談については「医師・歯科医師」が74.4%と最多、次いで「家族」が41.9%でした。
3-(2)-ア 薬局・薬剤師以外への相談内容
薬剤師以外の人への相談内容は「病気や体調について」を挙げた者の割合が40.9%が最多、次いで「病院や診療所で処方された薬について」が33.7%でした。
3-(3) 薬局・薬剤師の満足度
薬局の薬剤師による薬の説明や相談への対応について「満足している」が85.3%でした。(良かった!!)
性別にみると、「満足している」の割合は女性が高いようです。
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(後編へ続く)
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