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半年間、育休を取得することにしました、ここ1週間の2拠点生活リズム

11月に子供が産まれます、今度は娘です。男の子も女の子もどっちも育てたかったので嬉しい限りです。

産んでくれる母親は長男の母親とは違います。東京と田舎のそれぞれの場所で、子育てをする稀な生活をすることになりました。2拠点生活者は増えてきましたが、2拠点子育生活者はなかなかいなそうです。

そして、いい機会なので半年間の育休を取ることにしました。男性育休について、調べたこと、感じたこと、体感したことをシェアします。

会社の制度がなくても男性育休は取れる

育休を取るという話をすると寛大な会社でいいね、という意見をもらうことがあります。これは多くの人が勘違いしているポイントのようです。会社に育休制度があろうがなかろうが、育児休暇は取得できます。育児休業取得は企業の制度ではなく、会社勤めしている誰でも利用できる制度です。

下記の本で主張している「男性育休の義務化」、とても共感できます。
ここでいう義務化の対象は”育休取得”の義務化ではなく”取得できることを告知すること”の義務化です。

ちゃんと知って選択してもらうべきだと思いました。多くパパは取得しようかどうか迷うスタート地点にも立っていないものと思われます。かくいう私も長男を授かったときには育休取得について、考えもしませんでした。今回は娘の母であるパートナーが教えてくれたおかげで、スタート地点に立つことが出来ました。

東京都はしっかり応援している(男性育休取得の奨励金)

都内の企業であれば、都が支援する男性の育児休業取得促進制度を使うことが出来ます。「働くパパママ育休取得応援事業(働くパパコース)」。奨励金は最大300万円。取得する休業日が長ければ長いほど増える仕組みで、180日で、ちょうど最大の300万円になります。

こういう制度があると、会社は育休で空けてしまう穴を埋める人材補充に充てられますし、気持ちよく送り出してくれそうです。申請する方の気持も楽ですね。私は中小企業に勤めているので特に強く実感しました。

東京都、本気ですね。いいですね。

育休期間中の給与はどこが払う?

育休期間中も収入が途絶えるのでは?という心配がありましたが、問題はありませんでした。育休期間中、給与の3分の2が国から支払われます。また健康保険、厚生年金の支払い免除もあります。

会社での立場は?出世に響く!?

こちら、大抵の場合、響くでしょう。私も代表と面談したときにはっきりと言われました。「歯車になるけど、それでいい?」と。とても重要なポジションを与えようとしている、今、半年間抜けるということはその重要なポジションを失うことになる。働いて、成果を出して、給与をあげていくという方向性を諦めることになる。そして、そのポストを埋めるための採用を始めることになるけど、それで構わないか、と。

そんなことを言われても、少しも迷いませんでした。

会社にとっての「今」はもちろん重要ですが、私や家族にとっての「今」はもっと重要です。

写真は新居の外階段。

《ここ2週間の2拠点生活リズム》
−田舎3日:東京3日:関西1日(ホテル泊)−(出社日数:1日)

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