2021シーズン花粉症治療を安全・快適に

 やくそうです。
今回は、コロナ禍における花粉症治療について紹介します。

1.医療機関を受診する場合

 毎年花粉症に苦しんでいる方へのアドバイスとして、医療機関を受診する場合、1月後半から2月前半、多くの人が症状を訴えていない時期に受診するのをおすすめします。毎年同じ医療機関にかかっているなら診療情報はわかっているのでスムーズに診療できるでしょう。
 その医療機関で行っている感染対策を確認しましょう。ネットで診察予約を行っているところなら待合室で密になるリスクは小さいと言えますし、今年は患者さんも少ないので例年よりは密になりにくいと思われます。

 医療機関にかかるメリットは「花粉症以外の疾患の可能性も調べることができる」です。このメリットを活かすためにも混んでいない時期の受診をおすすめします。

2.医療機関を受診するのが怖い場合


  例年は医療機関で診察を受けているが、どうしても感染が怖い場合や病院に行く時間が取れない場合、市販薬で対応する方法があります。
 特に他に治療している疾患がない場合や薬のアレルギーの経験がない場合はこの選択は十分に考慮できます。
 治療している疾患の程度によっては医療機関を受診しましょう。

 薬を購入する場合は薬剤師・登録販売者に相談しましょう。

<内服薬>

 飲み薬に関しては、病院で処方されるのと同じ成分と含有量の薬があります。お薬手帳を見て、自分が例年服用してる薬と同じ成分の市販薬があればそれを購入するのがスムーズです。

<第一類医薬品>
ロラタジン錠(クラリチンなど)


<第二類医薬品>
 フェキソフェナジン錠(アレグラ、アレルビ錠、フェキソフェナジン錠など)

https://www.qlife.jp/meds/search/?&t=otc&page=1&k=%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%AD%E3%82%BD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8A%E3%82%B8%E3%83%B3%E5%A1%A9%E9%85%B8%E5%A1%A9



 エピナスチン錠(アレジオン、ポジナールEP錠など)

このあたりは、現在も医療機関でしっかり処方がなされている薬です。花粉症の市販薬の場合は、古くから販売されている成分であるほど喉の乾きや眠気の副作用が出やすい傾向にあります。

<外用薬>


 点鼻薬については「季節性アレルギー専用」のものを購入しましょう。
成分にステロイドのみしか入っておらず、今までの点鼻剤に入っている血管収縮剤が入っていないからです。血管収縮剤は確かに効いている気がするのですが続けて使っているうちにその薬なしでは鼻の血管が収縮されなくなって効かなくなってきます。

シーズンのうちに1本しか使用しない、という条件を果たせるならば有効です。(体感ですが、花粉症患者さんの多くはシーズン中に点鼻はを1本だけ処方されているように思います)
→シーズン中に2本以上点鼻薬を使う人は医療機関に行きましょう。

 といっても、医療機関で処方される点鼻薬のほうが使いやすいステロイド(1日1回の使用で良かったり、効果が出るまでの期間が短かったり)です。

点眼薬に関しては、現時点では眼科受診をおすすめします。といいますのが、市販のアレルギー点眼剤は一昔前に医療機関で出されていたものが多く、点眼薬なのに眠気が出たり、効果が十分でないものが多いからです。

 そして、最後に・・・・

マスクは花粉症の症状軽減にも有効です!
 花粉を遠ざけること、これ大事!


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薬剤師のやくそうです。普段は薬局にいたりその周りの地域に出かけています。何を選んだらいいかわからない医療情報をわかりやすく、公的情報や根拠に基づいて紹介します。薬剤師とは何をする人ぞ、紹介します。