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やりたくないことは断る。の限界


「ごめん!ちょっと今日は厳しい。」「すみません。やりたくないです。」

やりたくないことははっきり言うようにしていた。

そう決めたのは数年前だが、それからは自分を持てるようになったし、人間関係もスッキリわかりやすくなった。


すごい法則だ。やりたくないことを断るだけで、こんなにも人生が楽になるんだ!


そう気が付いてからは、自分が嫌なこと、やりたくないことだけを避けて、それ以外の無難な選択肢を選んできた。

・バイトやりたくないな。お金使ってしまうから友達からの誘いは断ろう。

・人と接するのが本当に苦手だな。それならお客を相手にしない仕事を探そう。

・残業は嫌だから、研究発表の準備もコアタイム内でだけで済ませよう。

そうやってフィルターをかけて、消去法をして選択肢を削った上で、無難な選択をしていた。

自分のしたくないリストを作って、それに則って、自分の人生のレールを組み立てていった。



するといつの間にか、やりたくないことをやらないために、やりたいこともいつの間にか生活の中から追い出されていた。

やりたくないことを避けることだけ考えて生きていると、生活の中のワクワクが少なくなっていった。

ストレスと一緒に、いい刺激も無くなってしまった。



やりたくないことはなんでも断るのは、自分の中の選択肢を狭め、視界が狭くなっていくばかりだ。

やりたいことがあって、ワクワクすることがあって、それを果たすために断ることが大切なのかもしれない。

ワクワクする対象なんてなんだっていい。

モテている自分。自由に生きている自分。好きな家族と、友達と笑っている自分。大儲けして欲しいものを買っている自分。インフルエンサーになってフォロワーがたくさんいる自分。

そんな未来の自分を想像して、それに向かって何ができるのか。何を断ればいいのかを考える。


僕は、文章を書くことが好きで、文章で道で人を支えたいと思っている。

時間は有限だから、この使命を果たすために、やりたくないことにNOということを心がけたい。



この道に人生を捧げると決めたならば、

何か自分の大切にしたいことも断らなければいけないときがあったり、嫌なことも引き受けたりすることもあると思う。

でも書く人にとって、嫌なことがあっても、それをこのnoteに書くことで誰かの救いになる可能性があるのだから、

僕の好きなことで、誰かが幸せになるんだったら本望だ。



ストレスになることを避けるばかりじゃなくて、ストレスがあってもそれをハッピーが上回ればいいだけだ。


マイナスにならないように、ではなくて、マイナスをプラスで消せるように生きていきたい。






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