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不安が溢れ出した

※読んだら気分が落ちる可能性があります。ご注意ください。



「就職活動してるの?」

母親からラインがきた。ライターになることをまだ話せていない僕はドキリとした。

「やりたいことならなんでもいいから、真剣に全力でやりなさい」という考えの母は昔はなんでも支援してくれた。

でももう僕は24歳だ。



大学の学費や生活費は奨学金と授業料免除でまかなえてはいるが、月々のスマホ代は払ってもらっているし、車も買い替えるタイミングでおさがりをもらった。

いまだに自立できていない自分が情けなくも思うが、バイトも長続きしないので、始めることも今ではできなくなってしまった。

甘えなのはわかっているが、半年前の生きる気力を失っていた僕には、将来を考えることもバイトをすることも不可能だった。

最近元気が出てきて、このnoteもはじめて、やっと前進しているような気になっていたが、母親からのLINEで現実を突きつけられた。



・フリーランスとは言っているものの、収入がなければ、誰かに養ってもらうしかないこと。

・不意に病気になる可能性はあってやっぱりお金は必要であること。

・今は学生で税金が免除されているが、卒業したらそれがかかってくること。

・新卒で就職しないのは改めて働こうとしても不利になること。

一気に不安がのしかかってきた。



前に友達にも言われた言葉。「働けよ笑」。

わかってる。働かざるもの食うべからずっていうのはわかってる。



「薬剤師間でも知識量の違いややる気のあるなしが大きく違う中で、情報提供・情報の整理をしてそれを資料として提供することで、国全体の医療の質をあげたい。」

「僕は臨床ではいい働きはできないかもしれないけれど、情報をまとめてわかりやすく提供することなら役に立てそうだ」

そう考えて専業ライターを志してはいたが、それは働きながらでもできるわけで、やっぱり甘えなのかもしれない。




だから今日、実家の近くにどんな働き先があるのか、薬局とかドラッグストアとか調べてみた。

でも、急に息が浅くなっている自分がいて、考えるのが嫌になって、その場にいるのが嫌になって、今気がついたら家に帰ってしまっていた。


今日は夕方にまた、実験しなければいけないのに。。


うーん。また何もかも気力がなくなってきた。



でもさ面白いことに、こうやって文章を書くことはできる。

「書くことで生計を立てられるんだったら、1日10時間だってライティングの勉強するし、書く努力は惜しまないと思う。だから、僕のやりたいことをやるために、養ってください」

そう言いたいのは、山々。



過去の病み気を乗り越えて、もう自分を責めないと決めたけれど、ひいき目に見ても甘えのようにしか思えない。



最近は「心の病気」が社会に認知されるようになってきたけど、僕はそれに該当するのかはわからない。

だって、文章はしっかり書けるし、ご飯もしっかり食べれるし、友達と話す時間を楽しめる。

やっぱり、親は自分を見捨てないだろうっていう甘えなのかもしれない。



周りの薬学部の友達は次々と就職先が決まり、就活前の彼らより一段階大きく見えるし、生き生きとしているのがわかる。

卒業研究、勉強、バイト、就活…


それらのバランスをとって、全部いい感じにこなせる友達が自分とはかけ離れていることを痛感する。

僕は卒業研究と国試勉強とちょっとのnoteで精一杯だった。だから今日、将来について考えるという負荷が加わった瞬間、潰れてしまった。

いつもはnoteに書き出せば、モヤモヤが取れるが、今日はいっこうに晴れる気がしない。

昨日までのフリーランスに希望を抱き、やる気に満ち溢れていた自分が夢のようにも思えてきた。



よし!少し気分転換に外にジョギングに出かけてこよう。

そして、学校に戻って今日の実験を終わらせる。



将来のことについて色々考えるといつも頭の回線がショートしてしまう。

今日の記事は、完全に人に見せるようなものではなくなってしまったが、こういう記事も、未来の僕が今の自分を思い出すきっかけとなって、何かしらのアドバイスを導き出せるかもしれない。

だから、こういう記事も大切にしていこう。



noteは自分のために書いて、一年に一回でも同じ境遇の人が心の底からいいねって思ってくれるだけでいい。

こうしてオチも答えも全くない記事が出来上がった。


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