YOJO BIチーム 2022年上半期の振り返り - ミッション編
※「株式会社YOJO Technologies」から「PharmaX株式会社」へ社名変更いたしました。この記事は社名変更前にリリースしたものになります。
はじめに
こんにちは。古家(@enzerubank)です。
YOJOのBIチームのマネージャーを担当しています。
今回はBIチームとしての上半期の振り返りを書こうと思います。
一言でいうと、データの価値を組織に浸透させた半年でした。
前回の記事でYOJOのデータ基盤を紹介しましたが、
昨年の半年で基盤がようやく整ったので、今年はYOJOという会社全体にいかにデータを活用してもらえるかを考え、推進してきました。
分量が多いので、ミッション・チーム紹介編と施策紹介編の2部に分けて、振り返りを書いていきます。
YOJOのミッション
私達、YOJOは「患者満足度世界一の医療機関を創る」というミッションを標榜しています。詳しくは以下記事をご覧ください。
記事でも紹介されているように、患者と医療者の間には大きな"距離"が存在します。医療者と患者の接点は医療機関のみで、接点もほとんどの場合は数分の診療のみしかありません。
YOJOでは「LINEでいつでもどこでも気軽に薬剤師に相談でき、医療相談や医薬品購入・服薬フォローなどを一気通貫で提供する」ことで患者さんの健康に一生涯寄り添う、かかりつけオンライン薬局をサービスとしてお届けします。
BIチームのミッション
患者満足度世界一を実現するためにデータ駆動でサービスのユーザー体験向上を追求し続ける
そして私達、BIチームのミッションは「患者満足度世界一を実現するためにデータ駆動でサービスのユーザー体験向上を追求し続ける」ことです。
ここで言っているユーザーとは患者さんと薬剤師です。
患者さんに満足度の高いサービスを提供するためには薬剤師の業務を効率化し、生産性を向上させることで医療者の専門性を活かせる対応や寄り添いに注力できるようにする必要があります。
BIチームとしてはデータの側面から、両者の体験向上に寄与する取り組みを行う必要があり、以下の役割を主に果たしています。
データ活用の支援
患者さんにサービスを提供していく中で、必要な様々なデータ活用のニーズに対して支援を行っています。以下は一例です。
患者さんの行動データの分析
施策の効果検証に必要なデータの定義、抽出
キャンペーンの施策対象者の抽出
事業の売上状況の分析
データの民主化
データを簡単に利用可能な環境を整えつつ、スキルを向上させることでBIチーム以外にも社内でデータ利用できる人を増やす活動を行っています。
分析に必要な基盤、ダッシュボードの開発
他部門向けのSQL勉強会の実施、学習支援
事業PL、OKRの可視化
患者さんのアンケートデータの集計、可視化
薬剤師のチャット応答時間の可視化
チームとしての動き方
現在のBIチームは正社員1名、業務委託1名の2名です。
フェーズに応じた事業部に所属しながら、必要な基盤を整え、PdMと一緒にデータ分析を進めつつ、横軸を通して全社的にデータを利用できるための民主化を行っています。
さいごに
今回はYOJO BIチーム 2022年上半期の振り返り - ミッション編ということでBIチームのミッションについてご紹介しました。昨年は今までのスプレッドシートでの分析環境をデータ基盤に載せ替えることに集中していましたが、今年の上半期はようやくデータを活用する意義について向き合い始めることができたなと思います。
次回は実際に上半期で実施してきたデータ活用の支援、データの民主化の活動についてご紹介したいと思います。
最後に、弊社では患者の健康にコミットすることで、どんな些細なことでも真っ先に相談されるかかりつけオンライン薬局を目指しています。
患者に合ったパーソナルなケアを提供可能な体制の整備をデータの側面から支えてくれるメンバーを募集しています。
少しでも興味のある方、ぜひお話ししましょう!
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