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8月5日(水)~11日(火) 夏が本気出してきた

8月5日(水)

村上春樹を久しぶりに読んでみよう、と思い『神の子どもたちはみな踊る』を読む。多分最後に読んだ村上春樹。2000年刊行なので20年ぶりか。昔読んで面白かった記憶があった。
冒頭の『UFOが釧路に降りる』を読む。話として確かに何か深い構造を象徴しているようで面白いという気持ちと、女性が突然出てきてなんとなくセックスしすぎ、というところに突っ込みたくてしかたない気持ちとの両方があった。
この話、別にセックスしなくても成立するような気がするんだけど、そうしたらセックス以外で何かちょっとした事件が起きないといけない、それを考えるとセックスを登場させるのは物語の技法として手軽なのかな。この話みたいに女の子とすぐ寝るみたいなの、セルフパロディみたいな感じで書いてるのかな、と少し思った。
評判によると最新刊もすごく村上春樹ぽい感じらしく、そこまで言われるとちょっと見てみたくなる。

昔作った村上春樹風に語るスレジェネレーターを貼っておく。

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