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2023年1月1日(日)~4日(水) サル山を遠ざける

2023年になってしまった。令和五年。現実感のない響きですが、今年もなんとかやっていくしかないな。
去年は文章を読んだり書いたりがあまりできなかったので、今年は再開していきたい。ここからどれだけ書けるかはわからないけど、もう一冊くらいは本を出したい。でも今から書いたら出るとしても来年以降か。
他は、生活にも特に変化はなさそうで、なだらかな下り坂だろうか。
年末年始は毎年調子が悪いので、そんなときに一年の抱負などを考えるべきではない。とりあえず生き延びることだけ考えよう。


1月1日(日)

午前2時ごろ、暇だったのでなんとなく近所の神社に行ってみたけれど、参拝には行列ができていたので参拝はせず、甘酒のサービスがあったらしいけどそれも終了していた。なんとなく能舞台の写真だけを撮って帰ってきた。

ジャズフェスティバルのときはここでジャズの演奏がある


昼過ぎに起床。暇だったのでなんとなく立川に行った。
自分の中ではなんとなく正月感があるイメージ。駅の周りの、大きな建物がたくさんあるけど空が広い感じがそう思わせるのだろうか。モノレールもなんとなく正月ぽいような。そんなことはないか。

店はあまり開いていない。ゆるい階段を延々と登ってグリーンスプリングスという大きな建物の屋上に上がってみると、西側に景色が開けていい感じだった。少しぼんやりと空を眺める。

遠くに見えるのは富士山?

立川駅構内のカニチャーハンの店に入ってみる。カニにはそんなに思い入れはないけれどチャーハンは好きなので。美味しかった。

カニより卵のほうが好きかも


山崎ナオコーラ『ベランダ園芸で考えたこと』を読む。

ナオコーラさんの文章はすごく肌に合うというか、シンプルな言葉で実感のこもった本当のことを言っているという感じで、しっくりくる。
エッセイを読むと、「そうだ、文章ってこういうふうに書けばいいんだ、こういうのならできそう」ってなんだかできる気持ちが出てくる。考えることがちょっと似ていて、自分の理想とする感じの文章を実現してくれているので、そう、こういう感じで進めばいいんだ、って自信が持てるのだと思う。
今年はこんな感じでエッセイを書いていきたい。


村上春樹『職業としての小説家』を読む。
オリジナリティとは、という話で、村上春樹は次の三要素を挙げていた。

1. 独自のスタイルを持っている
2. 同じ場所にとどまるのではなく、そのスタイルをアップデートしていける
3. その独自のスタイルが徐々に一般に受け入れられてスタンダードへとなっていく

1があっても2や3がないと、「一発屋」になってしまう。
自分自身に関してはどうだろう。1はかつてはあったと思うが、今はどうだろうか。2のアップデートができているかどうかも、あまり自信がない。3はわりとある気がする。昔の僕みたいなことを言ってる人が増えたような。
アップデートしたいな。どういうものを目指すべきだろうか。


前からほしかった二酸化炭素濃度計を注文したのが届いた。やっていくぞ。


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