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5月19日(日)~25日(土) 生き残ったやつらで

5月19日(日)

文フリ東京の日。今回で流通センターで開催されるのは最後なので、早めに行って駅前のゆで太郎のそばを食べようかと思ったけど、行く余裕がなかった。残念。グッバイ太郎。

今回から入場料が1000円かかるようになったのだけど、それほど人は減っていない感じ。相変わらず人が多い。
15人の交換日記本が思ったより売れ行きがいい。日記のワークショップの他の回の人は買ってくれそうだから、40冊くらいは売れるんじゃないか、と言っていたのだけど、最終的には115冊が売れた。いい本だし面白いと思っているのだけど、みんなどういうものを求めて買ってくれたのだろうか。
エリーツのブースでは、めろんさんのディスクロニアの鳩時計がやたらと売れていたので、横で箱から本を出したりをひたすら手伝っていた。
エリーツの新刊、45歳からの思春期、もまあまあ売れたけど、前号(スランプ特集)のほうが反応がよかった気がする。テーマ的にもそっちのほうが訴求力があったのか。

浜松町で打ち上げのあと東京タワーまで歩く。このへん、港区だけど、地味な感じの町並みで、浅草橋みたいだね、などと言い合う。とか言ってるうちに、突然東京タワーが出現したのがよかった。芝生でだらだらしたりした。

水炊き
東京タワー


5月20日(月)

午前中着払いで昨日会場から返送した本が届く。六箱。開けて計算など。
疲れが溜まっていてだるい。元気を出そうと思ってバーガーキングでワッパーセットを食べる。カロリーで至ってしまう。

石焼き芋を売ってる車が、もくもくとかなり大量の煙を上げながら走っていて、大丈夫か、と思ったけど、あれは昔からこういうものだっけ。いや、あれはさすがに燃えすぎでは。

夕方から店に行って、文フリの後始末的な作業。ZINEの営業メールを送ったり、ZINEの発注をしたり。Tシャツが裏表になっていたのを指摘されて恥ずかしかった。やはり疲れているのか。
とりあえず一段落したけれど、来週にはもう新刊が到着して、またバタバタしそうだ。今週は何をして過ごそうか。

これが本当だったらいいな。まあ別に今もそこまで寂しくはないのだが。
60を超えたら、子や孫がいるやつもいないやつも、生き残ってるやつらで仲良くしよう。


5月21日(火)

のんびりと過ごす。本を読んだり、西荻窪まで電車で行って、カレーを食べて、歩いて帰ってきたり。

夜、ばったんとスペースでしゃべる。世界に自分以外人類がいなくなったら、物を書いたりするかどうか。ふたりとも書く、というので一致した。ひとりだと喋り相手がいなくて淋しいから、文字で記録したい。言葉を使いたい。遠い未来に誰かが読んでくれるかもしれないし。
だけど、ばったんは「犬がいたら描かないな。犬は全てだから」と言っていて、それが面白かった。僕は犬がいても猫がいても書くな。それは言葉とは別だから。言葉を使っていたいから。


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