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小学校の頃にやっていたコックリさん

ここ最近は自宅でスペイン語の勉強や筋トレなどをして、なかなかの充実した自粛ライフを送っています。

さて今回ですが、最近はスペイン語のことばかりをブログに書いていたので、今回は私の不思議体験について少し書いてみようと思います。

コックリさんを始めたきっかけ

私が小学校の頃、夏になると学校の怪談や怖い話など様々な幽霊モノの特番などがテレビでやっていました。私も幼い頃から怪談話や、幽霊に興味があったので、怖いと分かっていながらもついついよく見ていました。

そんなある夏休みの日に、友達の家で怖いテレビ番組を見ていると、コックリさんについて特集をしていました。それを見てコックリさんって何なのか興味を持ち色々調べていくことになりました。

当時はまだ今の様に、インターネットも無く、情報を手に入れる手段が無かったので、周りの大人達や友達の親などから情報を聞き出しました。ほとんどの親は知らないといった感じで全く相手をしてくれませんでしたが、ある方からやり方を聞き出しました。

しかし、やり方を聞いたのですが、絶対にやるなよっと言われました。僕は「大丈夫だよ、やらないから」と言いながらも、当時は悪ガキだったので興味の向くまま行動に移していたので、すぐに実行しました。

実際にやってみた

私が通っていた学校は、田舎の小学校で同じ学年には13人しか同級生がいない学校でした。なのでみんな仲の良い友達でした。みんなを巻き込んで僕がコックリさんをやろうと言い出し、全てを用意して始めました。

詳しいやり方は、ここでは書きませんが、10円玉を使います。50音順に文字と数字が書かれた紙の上に参加者が一人、一本づつ指を置き、ある言葉をみんなで同時に言うと、10円玉が動き出します。

そこから、色々とコックリさんに質問していくのですが、質問に対し、様々な返答をしてくれます。10円玉が動くと、一文字一文字10円玉が文字の上に行き、それが文章になり、コックリさんが答え終わると最初にいた定位置に10円玉が戻ります。

小学生の高学年で思春期だったので、みんな誰が誰を好きなのか、などといったたわいも無い恋愛の質問をしていたのですが、その内、怖がってくる子も出て来てしまって、コックリさんが質問に答えている途中で指を離してしまった子がいました。そこから不思議なことが起こり始めます。

その翌日以降、ある子は、体調が悪くなり高熱が出たり、ある子は腕を骨折したり、僕は膝を捻挫しました笑。あまりにも恐怖を感じてしまって、そこからコックリさんを辞めて、使っていた10円玉は近くの神社の賽銭箱に入れました。

後日談

その後、私は小学校を卒業し、中学生になっていました。中学に入ると部活もあり毎日忙しくしていたので、すっかりコックリさんをやっていた事も忘れていました。

そんなある日、一歳年下の妹がまだ小学6年生で、僕が小学6年生だった時の担任の先生と同じ先生が、妹の先生の担任をしていて、家でその先生の話になりました。そして妹が、不意に「そういえば、⭕️⭕️先生の子供が産まれたよ」と言ってきました。私はその時、一瞬でコックリさんをやっていた時の事を思い出しました。

その男の先生は、なかなか子供ができないとよく嘆いていたので、僕はコックリさんにその先生の子供がいつ産まれるのか、年と日にちをコックリさんに聞きました。するとコックリさんが、2001年○月○日と答えました。僕はその日付を鮮明に覚えていたので、妹に先生の子供が産まれた日付を聞きました。

すると、妹が「確か、○月○日だよ」と言ってきてびっくりしました。まさかのコックリさんが答えた日付と、実際に先生の子供が産まれてきた日付が全く一緒だったのです。

あまりの偶然の一致に僕は改めてコックリさんとは何者なんだろうと思いました。見えない何かへの興味を改めて持つこととなった不思議な体験でした。


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