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拝啓 ポルノグラフィティ様(毎日note161日目)

私がお2人に出会ったのは、デビュー10周年イヤーに突入する直前でした。
2008年頃と記憶しています。
「この胸を、愛を射よ」のCDを買ったら、10周年記念ロゴのステッカーがついていた覚えがあります。

気づいたら、あれから15年が経とうとしています。そりゃ私も歳をとりますわ。

何も知らない無垢な中学生だった私は、15年経って、何も知らないけどいろいろ知ってしまって、心が廃れて汚れたアラサーになっています。


映画「フライング☆ラビッツ」でお2人の曲に出会い、そこから幾度の困難をポルノの曲と
共に乗り越えてきました。
高校受験、大学受験、就職活動、転職活動……

(結婚は全然まだだけど)様々人生の節目節目に、ポルノの曲が寄り添ってくれたように思います。

あまりにも人生の長い部分を一緒に駆け抜けて来たので、曲を聞くと一気にその頃の気持ちに戻れます。

Sg「瞳の奥をのぞかせて」のカップリング「Rainbow」。

男子駅伝の応援ソングのタイアップがついていたこの曲は、タイアップらしく(?)背中を押してくれる曲です。
人生で一番頑張ったと自負している高校受験の頃、この曲を聞いてひたすら勉強をしていました。

アルバム「∠TARGET」の1曲目に収録されている「∠RECEIVER」。

雨が家を沈め 波が町ごとさらった 奪った
大地は揺れて裂けた 人はうろたえるだけの無力さよ

∠RECEIVERの歌詞より抜粋

このアルバムが発売されたが2010年3月。
その1年後にあの震災が起き、この歌詞と同じ状況になってしまったことに衝撃を受けた覚えがあります。

コロナ禍を乗り越え、「ポルノグラフィティ再始動」と銘打って発表された曲「テーマソング」。

この曲が発表された頃、私はコロナ禍での転職活動をしており、なかなか決まらずもがいていた時期でした。

フレーフレー この私よ そしてフレー 私みたいな人
ともに行こう 拳あげて 誰のためでもない This is all my life

テーマソングの歌詞より抜粋

世の中的にも厳しい状況だったこの時期。
私のように苦しい人も他にもいるんだ、と自分を奮い立たせて戦いました。

その他にも数え切れないほどの思い出と一緒に、ポルノの曲がそばにいてくれました。


根が暗い引きこもりなので、「ポルノグラフィティ」という存在に出会わなければ、きっと無趣味なつまらない人間になってたと思います。

ポルノグラフィティに出会わなければ、広島にはきっとまだ行ったことがなかったかもしれない。

ポルノグラフィティに出会わなければ、因島の存在すら知らなかったかもしれない。

ポルノグラフィティに出会わなければ、東京ドームにだって、横浜スタジアムにだって、日本武道館にだって、びんご公園にだって行ったことがなかったかもしれない。

そう思うと(ちょっと大袈裟?)、ポルノに出会えたからこそ行けた場所、見れた景色があって、たくさんの人にも出会えたんだなと思っています。
そしてそのどれもがいい思い出で、大好きな人たち。

私の世界を広げてくれて、本当にありがとうございます。

そして、これからも私をどうか導いてください。
いつまでも、どこまでも、着いていきます!

いちオタクより。

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