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ソーシャルグッド・キャリア入門(1)ソーシャルグッドな仕事って?

 ソーシャルグッドな仕事ってどんな仕事?

 
これまでの仕事の探し方は、「年収」「勤務形態」「業務内容」「勤務地」などと言った条件面で探して言う事が一般的でした。

しかし最近は、お金のためだけでなく、社会に役立つような仕事をしたい、またはSDGsに取り組んでいる会社で働きたい、という方が増えてきています。

2021年のワークポートさんの調査でも、なんと73%もの方が、SDGsに取り組んでいる企業で仕事をしたいと回答されたとの事。

世の中の流れが一気に、経済合理性だけでなく、より良い社会を作ろうという方向に進んでいるように感じます。

そんな中で、「仕事の探し方が分からない」「どんな案件があるか分からない」と言った声も聞かれるようになりました。
 

そこで今回は、「ソーシャルグッドな仕事」にはどのようなものがあるか、概要をご案内したいと思います。

「社会貢献性が高い」と一般的に言われる仕事を大きく分類すると、以下の5つとなります。

1)NPO、NGOといった団体で働く

2)国連、学校、省庁、自治体など公共機関で働く

3)ソーシャルベンチャー(医療課題解決ビジネス、教育課題解決ビジネスなど)で働く

4)企業のCSR室や新規事業開発部門などで働く

5)その他


5)の「その他」というのは、それ以外のさまざまな仕事の事になります。「本来ビジネスは誰かの役に立っているものだから、どんな仕事もソーシャルグッドである」という考えもあります。

それも本当にその通りで、世の中的には「ソーシャルグッド」とあまり思われない仕事でも、従事している方が社会的な意義を見出して、充実感を持ってお仕事をされている事もよくあります。かなりすそ野が広いので、具体化はせず「その他」とさせて頂きました。

(当社でキャリアのご相談に乗る時は、もちろんこの観点も踏まえて、その方にとってのベストを探していきます)


これまでは「社会貢献性の高い仕事」となるとNPOや公務員などが対象となっていましたが

この数年で「事業を通して社会をより良く」という点を前面に出す企業が増えてきました。

当社のお取引先企業でも、「社会貢献と経済性・事業性を両立させる」、というチャレンジに真剣に取り組む企業が中心となっています。

「自分の仕事が社会の役に立っている」と感じられることは、仕事のやりがいに繋がりますし、さらにその先の「生きがい」にもつながります。

ソーシャルグッドな転職をする前後では、別人のようにイキイキされる事も少なくありません。

人も、社会も、より良くできる。ビジネスを通して社会を変えていける。

そうした思いで取り組める仕事を探している方は、ぜひソーシャルグッドな求人を探してみてください。

上記にあげたように、様々な選択肢があります。
思っていた以上に、色々な案件が見つかるかもしれません。

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