見出し画像

モットー#1 ①

私のモットーのうちのひとつの話。

大学生の時、合唱部に入ってた。
1回生の4月に入部してから、4回生の12月の卒団まで、おかげでとても充実した学生生活を過ごすことができた。なんとなく入った大学だったけど、合唱部での経験は、大学に行って良かったなぁと思う理由のひとつであり大きな一部になった。

合唱部に入った理由は、
①高校で運動部やったからもう運動はいいかな
②大学には知り合いがひとりもいないから友達が欲しい→それなりに部員が多いとこがいい。(当時の合唱部には100人くらい部員がいた)
③新歓の雰囲気が良かった

1回生、2回生の時は、のほほんと楽しい日々を過ごしていたけれど、3回生になるとき。
いろいろあって、パートリーダーをやることになってしまった。(パートリーダー。略してパーリー。そして正確にいうとこの段階ではサブパー。)
混声合唱やったから、男声2つ女声2つ合わせて4つのパートに分かれて歌をうたう。それぞれのパートにパートリーダーがいて、練習を主導する。3回生がサブ、そしてそのまま4回生になったらパートリーダーになる。
私は3回生でサブパートリーダーになることが決まってしまったから、4回生になったらパートリーダーになる未来を背負った。

でも。
合唱は大学になってから始めただけだし、たいして上手くもないし、みんなの声を聴いたって、もっとこうしてって指導できるほどの技術もない。分からない。
先代のパーリーたちは合唱経験豊富な立派な人たちばかりやし。私以外の同回生女声はみんな高校から合唱部の経験者やし、後輩にも高校から合唱部の子は沢山いて、そんな子達に技術では劣っていると感じていた。歌の上手い人が、合唱の技術のある人が、パーリーをやるもんやと思っていた。
だから、経験のない自分に自信がなくて、パーリーに相応しくないと思った。

状況てきにやるしかなかったんやけど、
やるって決めてからも、
自分には出来ない出来ないって思って、不安でいっぱいで泣いてた。
はぐれないよう絡めていたのは指じゃなく不安だった。


目の前が不安でいっぱいだった。
そんな時、大学でのある講義が、私を救ってくれた。

この記事が参加している募集

部活の思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?