いわゆる性的マジョリティの私が「先生」として「性的マイノリティに関する社会的なこと」を語る価値
新型コロナの影響で慌ただしかった年度末はとうに過ぎ、気づいたら夏休みになっていました。5月あたりから、今までとは少し違う様式や雰囲気で学校生活は始まり、「保健」という今最も必要なのではと思う教養(専門的にはヘルスリテラシーと言ったりする)をどのように限られえた時間で伝え、育むことができるか、勝手に自分で責任感や使命感を負って、授業を行っていました。
さて、日本の多くの高校では、高校二年の十七歳でいわゆる「保健の性教育」の授業を受けます。今年度も例にもれず行いました。そこで印