しいさん

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最近の記事

私の告別式で流してほしい歌

不謹慎なタイトルであることは承知の上。最近、やるべきことがあっても、くだらないことばかり考えてしまう。そのうちの一つについてグダグダと書き連ねたい。今日は教育にも性教育にも関係のないテーマ。 ここ5年、友人の結婚式に出席することが多くなった。また、学生時代に結婚式場でバイトをしていたこともあって、かなりの数の結婚式を見てきた気がする。そんな中、式中に使う「音楽」について思う節があった。 ある式では、2月でもなく、どちらかがパティシエというわけでもなく、馴れ初めでバレンタイ

    • いわゆる性的マジョリティの私が「先生」として「性的マイノリティに関する社会的なこと」を語る価値

      新型コロナの影響で慌ただしかった年度末はとうに過ぎ、気づいたら夏休みになっていました。5月あたりから、今までとは少し違う様式や雰囲気で学校生活は始まり、「保健」という今最も必要なのではと思う教養(専門的にはヘルスリテラシーと言ったりする)をどのように限られえた時間で伝え、育むことができるか、勝手に自分で責任感や使命感を負って、授業を行っていました。 さて、日本の多くの高校では、高校二年の十七歳でいわゆる「保健の性教育」の授業を受けます。今年度も例にもれず行いました。そこで印

      • 欲しい天性の素質 「天真爛漫」

        今回は性や教育に関係のない話 昨日シャワーを浴びながら急に降って湧いた「あ、もし天性の素質をもらえるなら天真爛漫さが良いなあ」ということについて書き殴っていく。多分気持ちが疲れている。 さて、皆さんは、「天性の素質」を何か一つ与えてもらえるとしたら何を求めますか。 容姿でも、IQでも、瞬間記憶的な能力でもまあ何でもありだとして、私は絶対に「天真爛漫さ」。欲しい。欲しくて欲しくてたまらない。 私の性格は、どんなに甘く見ても「可愛げ」と対極にある。 可愛いよりはかっこいい

        • 「誘われること」と「誘いに乗ること」のリスク

          今日はそんなに性教育感の少ない内容 最近あった、これはどうするのが最適解だったの?という話 男友だちに「来週の土日でキャンプ行くんだけどどう?」と誘われた。 その友人は、地元の男友達とその彼女合わせて3人という組み合わせでよく飲んでいることを知っていたので、『なるほど。こいつ今フリーだもんな。向こうの彼女さんの相手が必要でキャンプ好きそうな身近な女子の私を誘ったのか』と思い 二つ返事で「行くー!!」と返信した。 私の女友達も誘っていいと言われ『まあ私にしてみたら半分が初対面

        私の告別式で流してほしい歌

          高校倫理とAV女優観

          この前、久しぶりに私の作画が「ギャグマンガ日和」になるほど瞬間的に腹が立つことがあった。 感情的になると、私の作画が変わる。脳内で。もちろん妄想。 不条理に困った時は、さくらももこ風になる。ガーンである。 ゆっくりと腹が立った時は、鳥山明風になる。私の中の悟空が『なんだおめえ?』と、髪を逆立てる。 そして爆発的に腹が立った時は「ギャグマンガ日和」もしくは「ピューと吹く!ジャガー」風に。謎の言葉を吐きながら誰かの横面を張っ叩きたくなる。 今回はギャグマンガ日和だったわけだが

          高校倫理とAV女優観

          健康的な性交渉の頻度とは

          久しぶりの更新になってしまった。 この数ヶ月、いろいろなことが起きた。ここでは書けないようなことや、少し温めてから書きたいようなこと、何年か経って時効が来たら書きたいようなこと。 とりあえず今日は、今までの空白の日々と全く関係なく、かつエビデンスもない性の話をしたい。そのためのnoteだもの。 さて、今日は健康的な性交渉の頻度について、思い浮かぶことをつれづれ書き連ねよう。 性交渉(セックス)をすることに至るには、様々なパターンがあろう。 愛している人とのコミュニケー

          健康的な性交渉の頻度とは

          性に関する発達の段階

          「性教育を研究してます」 というと、かなりの頻度で大人に言われることがある。 「学校の性教育は、役に立つことなんて何も教えてくれなかった」 「だから日本の性教育はダメなんだよ」 「男なんて、AVの中のセックスと女しか知らないでしょ」 「もっとちゃんと学校で性のこと教えなきやダメだよ。大事なことなんだから」 5万回聞いた。 ちなみに、以前「性感染症とHIV」の授業をした時、生徒にも似たようなことを言われた。 「初めてこんなにちゃんとこういうこと教わった」 「今

          性に関する発達の段階

          私の生徒たちが立派な話

          私は、けっこう毎日楽しく仕事に行っている。 「今日学校行くのやだよ〜」という日は、普通に体調が悪いか、同僚の大人が憂鬱かである。それでもほぼない。 思春期の子どもたちに構ってもらってお金がもらえる、この職業の何といいことか・・・ さて、今日は私の受け持っている生徒たちの素晴らしさについて吐き出します。 以前勤務してる学校に、LGBTsの団体が講演に来てくださった。学年合同で、体育館に集まり講師の若者たちの話を聞くというもの。 性の多様性をテーマとして、性別やジェンダー

          私の生徒たちが立派な話

          XY染色体が憎い羨ましい話

          私は2ヶ月に一度くらい 「マジでXY染色体消えねえかなあ・・・」 と瞬間的に男性嫌悪に陥る。 原因のほとんどは、分かり合えない人がXY染色体だった、というだけなのだが。 私の琴線という琴線に触れるどころかワシワシ逆撫でしてきた人が、同性(女性)なら受け流せることが、異性というだけで、もうだめ。 その人の特徴の一つが「男性」というだけで、人類のほぼ半分を滅ぼしたくなる。 己の心の狭さと浅はかさよ・・・ 最近になって、この価値観が形成された過程について考え始めた。 今日は

          XY染色体が憎い羨ましい話

          揶揄とフェチズム

          私は現在も研究活動をしているわけで、今まで様々な学会や研究会で発表や、拝聴をしています。 今回は、そんな場で出会った有識で多分社会的身分階層の高い大人たちの悪口を言います。 ※注意事項 私は人を育てる立場にあり、やわらかくてみずみずしい思春期の子どもたちと関わっています。 ですが私の人間性はドブです。良く言ってもドブの上澄みです。 チャイムに支配された環境でないと、思考と語の治安が悪くなってしまいます卍卍 それを踏まえ、これから口汚い言葉を吐き捨てていくことを御承知おきく

          揶揄とフェチズム

          自己紹介テロ②

          さて、今回は私が性教育マニアに(結果的に)なったきっかけです。 性教育に関する研究をしていると、度々尋ねれることがあります。 「性(教育)に興味を持って研究を始めたのきっかけは何なんですか?」 この質問の前後には、かなりの頻度で 「差し支えなければ」「もし、可能だったら」 という優しさがくっついている。 なんとなくわかる。その配慮を想定できないよりはできた方がいいはず。 しかしながら私は、 例えば、いわゆる性に関するラベルのあるマイノリティなわけでも、性的な被害

          自己紹介テロ②

          自己紹介テロ①

          noteでは、主に性に関するトピックを扱おうと思ってます。 でも顔や名前の無い性のトピックは、ポルノや記号としての娯楽になりやすい気が…しかしながら、立場的にまだ顔や名前が出せない… なので生い立ちも含めた自己紹介をします。 少しでも私の文章に愛着を持ってくれるといいなあと。 そしていつか顔と名前を出した時に、実際にお会いした時に、この文章を読んだ皆さんが「私の人物像」の答え合わせしてくれたらおもしろいな、と妄想をしつつ・・・長々と連ねます。 さて、まず性別は女、年齢は2

          自己紹介テロ①

          真面目にふざけたことを書き留めたくって・・・

          さて、noteというものを始めてみよう。 知人に教えてもらった文明を私も使ってみたい!! しかし文章を書こうとすると、一行が長ったらしくなるのが悪い癖。ねちっこい文章が好き。だから官能小説は嫌いじゃない。服の上から乳房を目視するだけの表現で10行くらい使いたい。 そして話が逸れるのもまた悪い癖だったのを思い出した。 こんな私は、雇用形態はアレにしても、職場では子どもたちに「先生」と呼ばれている。思春期の女の子に抱きつかれたり、男の子に小馬鹿にされている。 日々が楽しく

          真面目にふざけたことを書き留めたくって・・・