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子供を大人の型にはめないこと

うちの娘(4)そっくりということで家族の間で見解が一致し、奈良美智さんのポスター買う。

娘は、手強い。

息子(11)が大人しかった分なのか、娘は手強い。何度ダメと言っても本は破くし、おもちゃは壊すし、やってはいけないことをやってのける。

ムズムズしたら、我慢できないのだろうか。コントロールには程遠い。

奈良さんの描く作品には、子供の訳分からなさとか、大人に掴みきれないところとか、謎めいた神秘的なところとか、そして確かにある種の悲しみとか孤独とか、良く表現されていると感じるようになった。

それは明らかに私の主観であり、極めて個人的な体験に根ざしているのだが。

若い頃は、そこに反抗的な子供が描かれているように感じたが、子供にとってそれは反抗や反逆ですらなく、自然なのだということを、私は受領しつつある。

子供を私の型にはめないこと、はめられないこと、それで良いのだということを、奈良美智さんの作品は語っているようだ。

しかし、しんどい。

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