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思い込み


私は"夢へ挑戦しようとするストッパー"は外せないと思い込んでいた。
そして豊かな生活にはお金が必要であるということも。

夢のストッパーというのはわかりやすく言い換えるとどんな夢であっても抱いていいということ。

はじめて抱いた夢は保育士になること。
その後母が病死したことで看護師になりたいと夢を持った。
将来この職業に就きたいなと夢を持つのは普通のこと。

私にとっては平凡な夢。
だが、こんな夢さえ持てない子供もいるかもしれない。

その子供のストッパーをかけているのは両親との関係性や育った環境にあると思った。

・両親がどれだけ子供との時間を過ごす環境があったか
・両親からかけられてきた言葉
このふたつの中にあると思う。

単純な例をだすと

Aの少年にはなんでも好きなことをやりなさいと制限をつけずに育てるとする。
両親は権利収入を得てオーナー業をしているため、日々のスケジュールは子供を中心にたてられる。

一方で、
Bの少年には将来は安定した職業に就きなさいと言いながら育てるとする。
母は看護師、父は公務員なので仕事の休みは土日やシフト制。

どちらの少年にも、悪いことをすれば叱るし、頑張ったことに対しては褒めて育てる。

どちらの少年の方が夢に挑戦することへのストッパーがかかりにくいか?

もちろんこの簡単な設定では少年たちがどのように育つかはわからない。

が、なんとなくA少年のように育てたいなと思わないだろうか?


私は小さい頃、両親が離婚して母に育ててもらった。父はちゃんと養育費を入れてくれていたが、母の収入だけで私と兄と母方の祖母の4人で生活することは苦しかった。

たぶん、たぶんだけどその時の母の収入は月20万も無いくらいだろう。

母と祖母はお金の余裕がない生活から毎日喧嘩をして、嫌味を言い合った。

私はこの頃、未成年。
私がお金をかせぐことができれば少しでも家族の力になれるのに。お金がない生活はこんなにも心の余裕と日々の笑顔をなくすのかと。そう思った。
だからお金がない生活は嫌だった。

そして一家の大黒柱の母も病気になり、死んだ。

家族団欒の時間はほとんどなかったんじゃないかと思う。

私は収入の安定した看護師として働いているが、働いている時間がほとんどでプライベートがほぼない状況に退屈さや日々の重労働に身体の疲労を感じている。

今の状況で、彼氏ができて結婚をして子供を産んだとする。
B少年の家族の様に育ててしまうだろう。
きっと私の心には余裕がなくなってしまうと思う。

好きなことをさせてあげたくても、私には収入がなく、旦那さんの収入のみで生活をすることになる。その旦那さんが労働収入の年収1000万円だとしても、きっと旦那さんが家に帰れる時間は権利収入が500万円ある方と比べると圧倒的に少なくなるだろう。
そして家族団欒の時間は少ないのでは無いだろうか。
子供の世話を母親に任せっきりになってしまうのではないだろうか。



私のストッパーがじわじわ外されてきたのは大学入学を機に関東で一人暮らしをしていろんな人の働き方をみたこと。
そしてオーナー業に取り組む人たちの環境に身を置いたこと。

医療従事者
公務員
不動産営業
経営者
オーナー業

私が1番いいなと思った働き方は
権利収入を作るオーナー業だった。

毎日が楽しそう。
仕事が趣味で趣味が仕事。
その仕事をしている人は誰一人として辛そうな人がいなかった。
笑顔で仕事をしていた。
そして夢へのストッパーなんてものがない。
きらきらしながらどんなに難しい夢も追いかける。

そういう働き方ができればA少年のように育ててあげられると思った。


私がお金を必要だと思う理由は小さい頃の生活が根底にある。

だが、お金持ちになったところで幸せにはなれないことを知った。
労働収入には稼げば稼ぐほど時間がなくなるというZの法則があると教わった。
ただ、私は田舎で育ち周りは全員が労働収入の共働きという環境で育ったことで、働き方をひとつしか知らなかった。
お金をたくさん持てば時間と心の余裕が持てると思い込んでいたがそうではないらしい。

だから権利収入というパイプラインが必要なこともお伝えしたい。


覚悟の瞬間という番組で安倍総理の隣に並ぶある成功者が言った言葉。

「お金・仲間・時間・考え方を手にすることで成功者と成幸家族を作り出すことができる。」

「大切なひとが応援してくれることで成功できる。まずは家族に思いを伝えなさい。」

お金だけ。仲間だけ。時間だけ。考え方だけ。どれかひとつだけ手に入れたとしても成功者にはなれないということ。

そして家族や仲間が全力で夢を応援してくれる環境がある人は自分のためだけでなく誰かのために頑張れるから強いということ。

この考え方を意識して1年が経った今は、昔の私なら絶対にストッパーにひっかかり抱かなかった夢をたくさん持っている。
そして叶えようと必死に努力できる自分となった。

幸い、私の家族は私が持った夢を応援してくれる。
金銭的な面では貧しかったが、愛情を持ってなるべく好きなことができる様に育ててくれた。
だからストッパーを外すことは容易ではあった。

でも家族や仲間からの否定的で考え方を押し付ける声は夢への挑戦にストッパーをかけ、さらにそれは外れにくいストッパーになることを伝えたい。



夢のストッパーは外れないという思い込み

お金をたくさん持つことで豊かな生活が送れるという思い込み



きっとこの思い込みは私だけがしていることではないだろう。

だからこの思い込みを違うんだよって伝えてみたかった。

きっかけをくださったnoteに感謝。

読んでくれた1人でも多くの人にきらきらした夢を持ってもらえます様に。

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