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自分で製本するプフッツェの商品カタログ

プフッツェの商品カタログ(お取扱店用)は、自分達で商品撮影、印刷、製本して作成しています。製本は二人で習いに行き、数をこなすことでなんとかかたちになってきました。

以下、Spiral online store に取材いただき、カタログについての話をしたときの引用です。

https://store.spiral.co.jp/contents/creatorsfile/pfutze/

賀来:新作が加わったり、価格が変わったり、修正がすごくあるので、いまの方法に落ち着いたというのがありますね。1シーズンで終わるコレクションはカタログも一回限りですけれど、私たちの場合はずっと作り続けているシリーズが多いので、全部が見られないと意味がないんです。
北:以前、ホッチキス留めのカタログを印刷屋さんで作ったのですが、値段の変更などでどんどん修正のシールが貼られていって、結局捨てるしかなくなってしまったのですが──それをなんとかできないか、と思ったのが始まりですね。
改定がある時は、これまでのカタログの背を切って全部ばらばらにして、ページを差し替えて、もう一回綴ります。
賀来:なので、このカタログは毎年回収します。変わらないページはそのまま使って、追加や修正があるページだけ部分的に差し替えて。
毎年一回、新しく綴じたものを納品して、代わりに前のものを戻してもらいます。
北:その年毎に表紙の布を変えることも出来るし、カタログを捨てる必要も無いし。いまは始めた頃の倍くらいのページ数になっていて──僕の製本の技術もどんどん向上しているんですよ(笑)。
賀来:必要に迫られて作った、という理由が大きかったのですが──こうして作ったカタログの方が、クリアファイルで綴じられたものよりも、「観る」という感覚で向き合ってもらえている感じがします。

印刷して、閉じる前の本文。

パラパラとめくっているところ。全てのシリーズを載せているためページ数がかなり増えてきて…プライスリストは今年から別冊に。
これから、表紙をつくって組み合わせます。

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表紙用の布を裏打ち。その時によって好きな布を選べるのも手製本の良いところ。

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表紙ができました。

完成したカタログ。表紙にはブランド名を刻印したシルバー製のプレートを貼っています。

色々大変な面もありますが、より良い方法が見つかるまではこのままカタログ製作を続けていく予定です。

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