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Mobility News vol.1

「誰でも気軽に移動できる社会」の実現に向けて、私たちPathfinder(パスファインダー)だけでなく、様々なMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)が日本・世界に登場しています。そんな最新のモビリティニュースをピックアップし、解説とともにお届けします!

MaaS業界のジャイアント「Whim」が日本上陸!
三井不動産がフィンランドのMaaS Global社と提携し、千葉県柏の葉エリアと東京都豊洲エリアで「マンション住民向け複数交通機関のサブスクリプションサービス」の実証実験を開始します。実証実験に導入されるのはMaaS Global社が提供する「Whim(ウィム)」です。ヘルシンキなどですでに実用化されており世界的に高い評価を受けているWhimは、まさにMaaS業界のジャイアント。実証実験は2020年の12月からスタートしており、どのような成果が生まれるのか注目です!

貨客混載の実証が進む。郵便集配車をタクシー代わりに、待ち合わせは「ポスト」北海道で実証実験
貨客混載(かきゃくこんさい)とは、貨物と人を一緒に運ぶ取り組みです。例えば宅配サービスの人手不足を補うためにタクシードライバーが荷物を運ぶ、普通列車で運ぶ、などの取り組みが実証実験として行われています。そうした中で2020年12月からは、郵便配達車が助手席にお客さんを乗せたり、自動運転車が「スーパーへの送迎」と「商品の宅配」を同時に実施する、などの取り組みが始まりました。”買い物難民”などの社会問題に対してモビリティが貢献できる部分は多く、今後も実証実験などが広がることが予想されます。北海道では、除雪車の自動運転の実証実験も行われています。

デジタルキーの活用が本格化
デジタルキー(バーチャルキー)とは、簡単に言うと”スマホが車の鍵になる”ということです。例えばレンタカーやカーシェアリングでは、ユーザーからユーザーへの鍵の受け渡しを避けて通れません。(もちろん片道レンタカーにおいても重要なポイントです)その時に、例えば最近のシェア自転車やコインロッカー、スマートロックと呼ばれる家の鍵のように、スマホが鍵代わりになったり鍵の受け渡しが出来たりすれば、より便利に、気軽に車を使うことが出来るかもしれません。

ドイツ発のMaaSスタートアップFREE NOW、サステナビリティで差別化
ドイツで人気のタクシーアプリ「FREE NOW」。日本で知名度のあるウーバーと同様の使い方のできるドイツ発のアプリです。その運営会社「FREE NOW」はBMWとダイムラー子会社を創業、既に欧州内100都市で展開しています。そして、2030年までにカーボンニュートラル対応すると発表しています。MaaSでもグリーンさが重要視される時代がやってきました。

ハイブリッドバイク「GFR-02」先行予約 2/1開始

grafitが原付第一種として道路運送車両法に合致する保安部品を完備した「自転車」と「バイク」を掛け合わせた、100%電動のハイブリッドバイクの先行予約を発売開始しました。2021年初夏を目指し開発を進めている「モビチェン*」の後付けを行うと日本初の「電動バイク」と「自転車」という2つの車両区分の切り替えが認められるようになるそうです。移動のニューノーマルとして、自転車やバイクなど「マイクロモビリティ」への注目がさらに高まりそうです。

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