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しおり奥様ストーリー【9】

ジャグジーバスは半分ほど溜まっていた。
 しおりはシャワーのヘッドを持ち、暖かくなるまで待った。
 お湯を貯めているからか、シャワーの出が悪そうだ。
「あ~、あったかーい」
 シャワーの湯を身体にあてた直後、しおりの顔が緩んだ。
 冷たい身体が徐々に温まってゆく感覚がたまらないのだろう。
「孝之さんもどうぞ」
 しおりが俺の胸にかけてくれた。
 先ほど、しおりの顔が緩んでいたが、身体にお湯がかかって血管が開いたのか頭がぼうっとする。
 しおりはシャワーヘッドを上の段に引っ掛け、泡立てた石鹸を俺の胸元に塗ってくれる。
 柔らかいタッチ、石鹸のおかげでしおりの両手がよく滑る。
 腹部と脇腹に触れられると、くすぐったい。
 身体をよじらせると、しおりは俺にぎゅっと抱き着いた。
 豊満なおっぱいが俺の身体に押し付けられる。
 おっぱいには沢山の泡が付いており、しおりの身体が動くたびに俺の身体が洗われてゆく。
「気持ちいい?」
「う、うん」
 前のほうは石鹸の泡でいっぱいになっている。
 下に移るのかと思いきや、しおりは俺の背後に周った。
「次は背中綺麗にしてあげる」
 しおりは自身の柔らかいおっぱいが俺の背中に押し当てられる。

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