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渋沢栄一 〜論語と算盤〜

【日本資本主義の父】

こんにちは。
皆さんは次に一万円札に描かれる「渋沢栄一」についてご存知ですか?

自分はよく知らなかったので、著書の「論語と算盤」を読んでまとめてみました(^^)

その前に、ざっくり渋沢栄一の人生をまとめました。

・武士の家じゃない生まれ
 埼玉県の農家の長男
・24歳・・・尊王攘夷派で討幕を目指すのを諦める。
・25歳・・・後の将軍、徳川慶喜に仕える
・28歳・・・幕命でパリ視察
  ↓
 大政奉還 幕府がなくなる
  ↓
・29歳・・・帰国
・30歳・・・明治政府につかえる
・34歳・・・大蔵省を辞め実業界へ。第一国立銀行(みずほ銀行)を創立する。
 ↓
 数々の企業の創立に関わる(以下、現在名)
 ・王子製紙
 ・東洋紡績
 ・東京ガス
 ・東京海上日動
 ・日本女子大
 その他、約500社の創立、教育・社会事業に携わること約600。
 ↓
・77歳・・・実業界引退。
      「論語と算盤」発行。
・92歳・・・永眠。お葬式の参列者は3万人。

【論語と算盤】

 論語・・・中国老子の教え。人のあり方、生き方、考え方を説いている。
 算盤・・・そろばん。計算に用いる。お金や民間の商い、資本主義を示している。

一見、相容れない道徳論と利益を求める資本主義。しかし、日本資本主義の父と言われるまで数々の企業創立に携わってきた渋沢栄一は論語(道徳)も無ければいけないという。
 その心は、[自分も相手も人間である]ということだろう。

・常識と習慣を身につける
 常識とは知識・情愛・意識からなる。
十分な知識を情愛を持って、意図を持って用いなければならない。
信長は情愛が、秀吉は意識が足りずに、家康は全てを満たしていたので徳川300年体制を作る事ができた。「全き人」である。
 習慣は人間をつくる。殆どの人は習慣で生きていて、悪い習慣がつくと悪い人に、良い習慣しかなければ良い人になる。
 偉い人ではなく、全き人を目指しなさい。

・視観察
視・・・その人の行動を見なさい
   例(あの人は本を買ってるな)
観・・・その行動はどうゆう行動かよく観なさい
    (住宅の本を何冊も買っているな)

察・・・なんでその行動をしてるか考えなさい
    (あの人は家を買う気だ)

例は独自です。この例の場合、あなたが保険のセールスマンなら住宅ローンなどをお勧めするでしょうし、インテリアコーディネーターなら家具を勧めることができるでしょう。
そして、これを機械が大々的にやっているのがAmazonですね。
ビジネス的にはお手本のような大成功する事例が既に出ています。
 人間関係でも、会話の話題を見つけやすい、潤滑な人間関係を生むこともできるでしょう。

ただ漫然と見るな、観察しろとは昔から言われていることかもしれません。しかし、昔から有用であると多くの人が言い続けているから現代にも通用し、現代だからこその方法で用いることができます。

◉「視観察」と「常識と習慣」
簡単なようで、それこそ習慣化するのが難しく感じるかもしれません。
しかし、日常のルーティンに組み込んでしまえばそんなに苦ではなくなります。

自分もアウトプットしなければとnoteを始めました。
その時に通勤時間を用いる事にしました。
通勤は平日毎日決まってある時間です。
毎日の決まった既にある習慣を取り込むことで習慣は簡単に身につきます。
今は、筋トレに行った帰りにカフェで読書も習慣です。どうせ疲れて休むなら、カフェで美味しいコーヒー飲みながら頭の運動するのも良いですよ(笑)

ご飯を食べる時、歯を磨く、お風呂に入るなど既にある習慣を利用して新しい習慣を取り込んでみてはいかがですか?

皆さんも良い習慣を身につけられたら、アウトプットする習慣をnoteでつけてみてください^ ^