見出し画像

ほっちのロッヂの記録10:環境を整えて、待つ

2月から、ほっちのロッヂで過ごしています。

続けられるかわからないけど、記録できる日はnoteに記録していこうと思います。
今日からまた別の活動でお休み。これは昨日のこと。


今日のまなび:環境を整えて、待つ

今日は、なかなか食べてくれない&寝てくれないベイビーと一緒に一日過ごした。

ランチの時間、ごはんを目にすると喜ぶ、そしてまず手でつかむ。
握ったりつぶしたりしながら、触感を確かめる。
じーっと見る。
スプーンでテーブルに広げる。
握った後は食べないで投げる。
スープに手を突っ込んで、ぺちゃぺちゃとはねたり具をつかんだりする。
スプーンでご飯や皿やテーブルをたたいてカチャカチャと鳴らす。

 私は、好きなアボカドやトマトを、目の前に持って行ったり、口の前に近づけたりするけど、顔を背けて「ンンンンー」と嫌がる。
床やテーブルに落ちるご飯をひたすら拾ってさらに戻す。
スープがひっくり返らないようにテーブルで抑えておく。
私が食べるふりをしてみせて、食べ物であることを伝えようとする。

 食べたのはアボカドひとかけらだけだった。
おなか空くだろうなあ。
食べる時期と食べない時期があったり、
食べる日と食べない日があったり、
食べるメニューと食べないメニューがあったり。
彼女がなぜこういう反応(表現)をするのか、だれもわからない。でも、毎回、おいしい香りの出来立てのご飯を出す。

 お昼寝の時間も、最近は寝ないことが多い。部屋を暗くしてお布団に入ったと思っても、2秒で起き上がってずりはいして、本やおもちゃを手に取って広げていく。

 お昼寝の後のおやつは、おにぎりとバナナ。
おかわりまでして、よく食べていた。

 お台所さんが話してくれたのは、「子どもは、おなかがすいたら必ず食べる。だから無理して食べさせたくはないし、好きな果物だけをあげたくもない」ということ。

 働き手さんが言ってくれたのは、環境をととのえること。おもちゃや本が目に入らないようにして、おしゃぶりをして、一緒に横になって動きにくい態勢をとる。

 誰だって、その人にだけみえる、感じる世界で生きている。それを完全に理解することはできないし、変えることなんてできない。

だから、無理に食べてもらったり、寝てもらったりすることはあまり大事ではなくて、(生理学的に栄養や体力を考えるのはとても大事なんだけど)

「食べ物がある」「いつでも食べられる」という選択肢、「寝たいときに寝られる」という選択肢を、すぐそばで手に届くようにしておきつつ、本人のタイミングを待つ、ということが、大事だなって思った。

 

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?