なんまん なんまん ありがとう 〜稲盛さんの教え〜
2022年8月30日に、京セラ創設者(名誉会長)であり、日本を代表する名経営者である稲盛和夫さんが逝去されました。
私は、悩んだ時に稲盛さんの著作を読んで、多くの教えと気付きをもらいました。
心からご冥福をお祈りします。
◆特に印象に残っている稲盛さんの著作
①生き方
②心
③心を高める、経営を伸ばす
稲盛さんは、「KDDI設立」や「JAL再建」など、普通の経営者なら尻込みしてしまうような、火中の栗を拾うような状況でも経営手腕を発揮されました。
人との対話や意思疎通を重要視され、質素かつ堅実な姿勢は、ウォーレン・バフェット氏を彷彿とさせます。
著作などで紹介されている稲盛さんの教えは、例えば、「人のために汗を流すこと」「人のために尽くすこと」「誰にも負けない努力」など、シンプルですが言葉の意味が深く、現状に即して解釈すると色々なヒントが見えてきます。
原則論に近い教えという意味では、ピーター・ドラッカー氏にも通じるような印象的なキーワードもあります。
言葉を替えると、稲盛さんの教えは、経営理論・宗教論・精神論・人間論が統合されたものであるという実感がします。まさに「経営の神様」です。
タイトルにもある『なんまん なんまん ありがとう』とは、『南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 有り難う』という意味です。稲盛さんの地元・鹿児島弁で言うと『なんまん なんまん ありがとう』になるそうです。感謝することを本当に大事されてますね。
これは、稲盛さんが幼い頃にお父様に連れられてお寺に行った際、ご住職がくださった言葉だそうです。
稲盛さんは、理論そのものが魅力的ですし、実践に裏付けされているので、現実的です。
理論を実践し、維持するのは大変ですが、それを乗り越えたときに得られるものは計り知れないと思います。これからも大事にしていきます。
天国では松下さんや本田さんなどと経営談義に花を咲かせておられるでしょうか☆
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